終わった人の作品情報・感想・評価

終わった人2018年製作の映画)

上映日:2018年06月09日

製作国:

あらすじ

大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。美容師の妻・千草は、後ろ向きな発言しかできなくなった壮介に距離を取り始める。このまま老け込むのは不味いと感じた彼は、スポーツジムで体を鍛え直すことにした。しかし、満たされない。「俺はまだ終われない。どんな仕事でもいいから働きたい」と職探しをするが、いくら高学歴とはいえ特技もない定年後…

大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。美容師の妻・千草は、後ろ向きな発言しかできなくなった壮介に距離を取り始める。このまま老け込むのは不味いと感じた彼は、スポーツジムで体を鍛え直すことにした。しかし、満たされない。「俺はまだ終われない。どんな仕事でもいいから働きたい」と職探しをするが、いくら高学歴とはいえ特技もない定年後の男に職などそうない。だが、ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す──。

「終わった人」に投稿された感想・評価

広末涼子が最高だっただけに彼女の顛末が酷すぎて本気でキレそうだったんですけど、マジであれでいいんですか!?
模範解答にあるような理想的な登場人物達でちょっと自分には眩しすぎた。
ややシニア向けの映画の印象。
パンダ

パンダの感想・評価

3.4
千草の台詞は、全て頷けた。娘の現実的な言葉は、笑えた。壮介が館ひろしなのが、違和感を覚え残念。
これは確実に僕の年代がみる映画ではないかなというのが第一印象です。50~60代以上の方向けの内容かな。。
主人公の田代壮介(舘ひろし)と同年代の男性が見たら、僕が見て感じる映画の感想と違ってきそうです。あ、でも広末涼子がすごく魅力的に見えるのは一緒かも。

僕自身が映画を見てどう感じるかと言うより、これを50~60代以上方々が見て、男女でどういう感想を持つのかということばかり気になりました。

[感想] 映画「終わった人」の試写を見て - http://go.shr.lc/2CAIn2h
脚本家・内館牧子さんの同名小説を「リング」の中田秀夫監督が、舘ひろしさんと黒木瞳さんのW主演で映画化した本作を観ていると、とても他人事とは思えない。
大手銀行の出世コースから外れ、子会社に出向されたまま本社に戻ることなく定年を迎えた主人公・田代壮介の第二の人生のスタートを、困惑や焦り、葛藤と共にじたばたする様を、妻をはじめとした家族や親しい人々との関係の中でユーモアやペーソスを交えて描いていく。
タイトルが意味するのは、サラリーマン生活や扶養義務から解放され、社会的に第一線から退いた人を指していると思う。
とはいえ、平均寿命が男女とも過去最高を更新し、女性87.14歳、男性80.98歳の現在、60歳では20年以上、嘱託で残って65歳まで勤め上げても15年以上残りの人生がある。
一介のサラリーマンである私からすれば、出向された子会社の重役で定年を迎えられたのだから満足して良いと思うのだが、最高学府を出た本人にしてみれば、忸怩たるものがあって「まだ俺は成仏していない。どんな仕事でもいいから働きたい」ということになるのだと思う。
私も何年後かには主人公同様に「終わった人」になるので、この心境は分からないものではない。
リタイアした老人たちが図書館やスポーツセンター通いしたり、パチンコや競輪、競馬等のギャンブル通いしているのを時折見掛けるが、出来れば私も何らかの仕事に従事して、余暇に趣味を楽しめればと願っている。
そんな主人公の壮介に妻や娘は冗談交じりに恋愛を勧めるが、この勧めが思わぬ出会いを生んでいく。
この映画は、主人公の第二の人生を妄想や高揚感、そして苦い現実を交えて浮き彫りにしていく。
自分を差し置いて言うのも何だが、壮介を見ていると、本当に男って身勝手だと思う。
そんな身勝手さが身から出た錆となる壮介だが、この作品は最後に我々同世代に優しさを持ってエールを送ってくれます。
apininini

apinininiの感想・評価

3.0
なんだか熟年夫婦の話なのに、高校生みたいでかわいかった。大人になるのは大変だ。
Ayu

Ayuの感想・評価

1.5
スニークプレビューにて鑑賞、原作未読。絶対自分では選ばないタイプの映画なので新鮮ではあったものの、おそらく原作との相性が良くなくて登場人物の誰にも共感出来ないまま終わった。男のロマン、プライド、みたいなものは時代錯誤極まりないし(それを誰も指摘もせず正さないまま物語は進んでいき終わる)登場人物皆自分のことでいっぱいいっぱい過ぎて心の動きが全く読めないし、夫婦の話なのに妻役の黒木瞳の描写が少なすぎる。

0.5点は臼田あさ美の終盤の演技の安定感に、そしてコミカルなシーンに使われていた効果音の数々は楽しかった。これをどの層にどうやってマーケティングしていくのか興味はある。やっぱり安定のシニア層かなあ。
emedia

emediaの感想・評価

3.2
男性には解らないであろう女性脳と
女性が知りたいとも思わない男性脳
例え何十年もの歳月を共に暮らしていても
実際に息する場は職場であって家庭である
この夫婦の場合は各々の職場で培った日々
「終わった人」という寂しげな言葉が
人生の節目であると感じられるか否か?
ここにも違いが出てくるように思う

コメディタッチで描かれるが
周囲の人々の想い・言葉が
明日に向かうよう背中を押している
自分では他人に助言できるのに
やっぱり人間は自分には甘い生き物なのヨ

田口 トモロヲに持っていかれた感あり・・

スニーク・プレビューだけどSNS禁止ではありませんでした
yellowbird

yellowbirdの感想・評価

3.5
2018年6月公開映画のスニークプレビュー行きました!
内館牧子の同名小説を、舘ひろし&黒木瞳のW主演、中田秀夫のメガホンで映画化したコメディタッチのホームドラマ。
大手銀行の出世コースから子会社に出向、世間からは“終わった人”と思われ、定年を迎えた田代壮介。そんな壮介にとって、定年後の生活は時間を持て余す退屈なもので、初日から途方に暮れてしまう…。
観賞後、同じサラリーマンとして、ちょっと切ない気持ちに! 仕事一筋で来たものの、いざ定年を迎えると、何をして良いのか分からない。また、そんな姿を妻は煙たがり、家にいるのも居心地が悪い…。
ようやく仕事から解放されたと趣味に興じられる人は良いが、仕事が趣味という人はどうしても時間を持て余してしまう。
壮介の場合は後者で、どんな仕事でも良いから働きたい人。そして、ひょんなきっかけで働けることになるのだが、その就職が思わぬ波紋を呼ぶことに…。
これまでのダンディーなイメージをかなぐり捨て、舘ひろしが初老のたそがれサラリーマン壮介役を熱演! 歳を重ねて益々美しく、キャリアアップしていく妻千種(黒木瞳)とのコントラストがとても印象的だった。