勝ったのは農民だ

シャイニングの勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

シャイニング(1980年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

『レディ・プレイヤー・ワン』の鑑賞後、今作に興味を持ち、観ました。
多分、スピルバーグも今作が絡んでくるシーンは、特に神経を遣ったと思います。

自分が観たスタンリー・キューブリック監督作品は『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』『アイズ・ワイド・シャット』に続いて、今作で4作品目です。

これらの作品の個人的な感想を一言で言うと、

「芸術的ではあるけど、はっきり言ってストーリーはワケがわからない。」です。

映画研究家や映画ファンには色々な語り甲斐のある映画監督だと思いますが、自分には

「天才の考えることはよく分からん。」🤷🏻‍♂️

ってことで切り捨てて、ある意味、たかを括ってます。
だから、今作も採点不能です。😑

正直、『A.I』もスピルバーグが監督したから、良きも悪しきも万人受けする作品になったと思います。自分は好きです。
もし、キューブリックが健在で最初から最後まで映画作りが出来たなら、もっとカルト的作品になったでしょう。そんな匂いがプンプンします。

あと、ジャック・ニコルソンは自分にとって死んだ祖父に顔が似ているため、今作は特に感情移入しづらかったです。☹️
もともと奇抜な演技の役柄が多い俳優ですが、今作はそれが凄まじいです。
でも、ラストの雪に埋もれたあのワンシーンなんて蝋人形みたいで、正直、笑っちゃいました。😂

自分の感想としては、今作は“怖い“映画というよりは“不気味な“映画です。
同じスティーブン・キング原作の映画としては、ジョニー・デップの『シークレット・ウィンドウ』が今作に似てます。

以前、TV番組『水曜日のダウンタウン』でホラー映画でよくあるお約束5点を紹介されていたのを思い出しました。

・追いかけられると、転ぶ
・電話が通じなくなる
・主人公側が二手に分かれる
・手が出てくる
・鏡が出てくると何かが起こる

今作でも上記の2点か3点は当てはまると思います。
ただ、こういう約束ごとを知った上での楽しみ方って本来の映画の楽しみ方とは違うと思いますけどね…。😅