このレビューはネタバレを含みます
暗号分析官の主人公が出張先でテロにあい亡くなった妻のために犯人の4人を殺そうとする話
主人公は飛行機の修理を趣味にしている愛妻家で主人公の仕事ぶりは側から見ている人にはすごいことをやっているのだがその実それがどれだけすごくて主人公がどれほどすごい人間かは理解されていないのではと思った。
主人公が犯人4人を追いその主人公をCIAが追いという追いかけっこ形式が始まってからは怒涛の展開でした。
主人公は自らの手で直に人を殺すのはできないが捜索、分析、次のターゲットのヒントを引き出すための脅迫という過程を繰り返す中で少しずつ自らも削りながら大胆になっていく印象だった。
復讐は妻のためなのか自分のためなのか。
復讐をやめても妻は家にはもういない。幻覚をみるほど愛してる様子がみえた。
主人公は殺しのための訓練を受けて師匠のような存在にも出会うがこの人との関係性がどの映画にもないと感じた。師匠が殺しに来てるように主人公からはみえているところや友人から復讐はやめて今なら引き返せると言われたり自分の所属している組織からは刺客を用意されていたり主人公のした脅しが本当なのかめちゃくちゃ調べられたり。
主人公は殺しのアマチュアだったが他の人のようになれないように主人公には特別なところがあったりやるべきことを軸としてその方向に突き進むことで結果的に良い未来を切り拓けるのかなと感じた。