有名な漫画家の自伝的な映画

原作者ご本人が脚本 製作 携わり
真の実話がみれると
楽しみにしてました

『夢を追いかける主人公』
仮に実話でなかったとしても
気になるテーマ で期待大でしたが
やや睡魔がおそう所も...

でも
笑いあり
涙あり
役者の演技力と…
楽しめました。

ストーリー
宮崎県で暮らす
褒められてのびてきた主人公
かなり自信過剰で
人生なめてた高校３年生
しかし
竹刀片手に怒鳴りまくる
『ザ・昭和』的なスパルタな
絵の先生に自分の現実的な実力を
知らされて凹む
美大生になる為主人公は
恩師の元で奮闘する

美大合格後
夢だった漫画家の道にもなれて東京へ…
恩師は主人公と２人で絵を描きたい…
が 主人公は漫画家で成功
宮崎になかなか戻れず…
ある日 恩師からの電話で
『癌になった』
と聞かされる・・・・・がザックリ中盤までのストーリーです。

映画の宣伝みてたら
ほぼストーリーが なんとなく
解りますが …
上映中 スクリーンの前では
涙する方々が 多いこと 多いこと‼

恩師が
『描け 描け 描け』
強迫のように主人公に言うとこは
正直…『うわぁ…（嫌）』
と不快でしたが
やがて主人公が恩師の気持ちにこたえ
成果を出するとこや
恩師の生徒思い
熱血 不器用な対応…
『じーーーん(涙)』と来た。

主人公の姿勢 成長の過程 変化を
見事に演じた永野芽郁さんは素晴らしかった。

特に大泉洋さんは ドはまり役でした
熱血な先生 『描け描け…』
見てる側が 『も～～～うざい』と
思うぐらい 良かった

泣けたシーンは
恩師とのエピソード語るところ
今ちゃんの語りは涙です

そうそう
チョイ役の斉藤由貴さんの数秒シーンは
記憶に残るものでした
流石一流の俳優です

あと
『水曜どうでしょう』と
重なるシーンは笑えます

あとあと
主人公のお父さんとお母さんの
キャラは笑いです
特にお父さんの発言で
『不思議発見で ゴッホが…』
と言うシーンはオススメな笑いシーンです

色々と話題だけど大泉洋を観に鑑賞！
あ〜あのことがなかったら間違いなく⭐️5.0にしてた！
宮崎県に暮らす、お調子者でぐうたらな女子高生の林明子は、幼い頃から漫画が大好きで、将来は漫画家になりたいという夢を抱いている！その夢をかなえるべく美大進学を志す明子は、受験に備えて地元の絵画教室に通うことになった！そこで出会ったのが、竹刀片手に怒号を飛ばすスパルタ絵画教師の日高先生だった！何があっても、どんな状況でも、生徒たちに描くことをやめさせない日高！一方の明子は、次第に地元の宮崎では漫画家になる夢をかなえることはできないと思うようになっていき、日高とすれ違っていくが……
本題に行く前に言いたいことだけ言っとく！
今作に出ている永野芽郁ちゃんは元々推しで好きだったけど半年前くらいからちょっと微妙になってたからあの騒動にそこまでダメージなかったけど、この作品はタイミングがね〜この作品を観る前に作品には罪はないし、そういう目で観たら大泉洋さんたちに失礼だから吹っ切って観たけど、デートのシーンが来たら一気にうわ〜ってなってしまった！これが唯一の減点対象になってしまったな〜
今作は東村アキコさんのお話だったけど、元々東村アキコさんをあまり知らなかったので大丈夫かなって思ったけど、俺の祖母が宮崎ってのもあって意外とわかることも多く、楽しかった！宮崎の自然あふれた環境と東京の都会の環境の差がアキコの心情の差を感じれる演出でどちらも綺麗でこの暖かい雰囲気の映画にぴったりだった！
この作品は日本版セッション‼︎あのスパルタみたいな指導法は今の時代ではアウトなのかもだけど、やっぱりあそこまでしてくれると成長するよね！俺もあんな感じの指導の方が嬉しい！今の時代竹刀持ってる人なんてまず少ないけど、なんだろ？大泉洋が司会持っていてあのジャージ姿似合いすぎ！
漫画も芸術も大変だな〜最後までこの作品を観てる時に残ってたことは「どんなに時間が経っても変わらない美しいものがある」って言葉！ほんとにそうだと思う！漫画もその一つ！絵もその一つ！一度作ったものの美しさはどの時代でも美しい！東村さんの漫画も後世に残る美しいもの！
大泉洋やっぱりいい役やわ〜人思いで一言一言に重みを感じる！かけ〜この言葉でこの映画語れると思う！

【感謝】

変な話し、5月16日公開の週は「サブスタンス」の公開と、「MI:ファイナル・レコニング」の先行上映で、邦画はあまり注目されてないのかななんて考えていたが、この「かくかくしかじか」と「金子差入店」は沁みた。

高校時代の運動の部活の練習はゲロは当たり前、腹筋に突然ものすごい痙攣がきて、危うく救急車で運ばれるところだったこともある。
大学のゼミは尊敬する恩師に徹底的に思考を鍛えられたし、これこそが勉強なのだと思わされた。ロンドン時代は、ほとんど毎週テストで死にそうだった。

仕事でプロダクトを開発するようになって、周りは華やかみたいに思うのか、嫉妬や足を引っ張る奴がたくさんいたが、実は、こんなことをやっていて良いのか、結構、自問自答することが多かった。

生活や人間関係も荒むし、人生なんて死ぬまでこんな繰り返しだと、それを達観するのが目的で人は生きているんだと自分自身に言い聞かせようとしている自分もいた。

そんななか、映画は長い間大切な趣味で、大学の恩師とは合宿で夜通し映画の話をしていたこともあって、自分の救いでもある。
だから、映画の悪口は書かないと云うのが僕の基本だ。

社会人になって組織で働くと、新しい試みに、あれこれ不合理なモンクを言って、邪魔をするやつは腐るほどいる。じゃあ、お前がやれよって思うけれども、グッと堪えてきた。
でも、そんな連中が今幸せなのかは知らないし、興味もない。

ただ、年齢を重ねて、見方が多様になれば、たまに、あっ、これだ！と思えるものがいくつか出てくる。
僕は、ここから5年から10年で日本は変革のきっかけを掴む気がする。
アニメのようなソフトパワーは、外国人に日本人の良さをもっと伝えると思うし、多様性の思考のエクササイズにもなると思う。

先般、あるセミナーでアメリカの著名な大学の名誉教授と話をする機会があった。AIや関税のことをあれこれ話したが、日本には大きなチャンスが来ると言っていたが、そんな勇気ももらった。

こんなことに気がつかされて、モチベーションを感じるために、僕たちはあくせくさせられているのだと思う。

そんなことは、自分で見つけなければならないけれども、指針を示してくれた人が少なからずいたこと、更に、今でもいることには本当に感謝している。