
「ろくでもない一生だったな」 無期懲役囚の老人・阿久津が独房で死を迎えようとしていたとき、声を掛けたのは、人の言葉を操るホウセンカだった。“会話”の中で、阿久津は過去を振り返り始める。 1987年、夏。海沿いの街。しがないヤクザの阿久津は、兄貴分・堤の世話で、年下の那奈とその息子と、ホウセンカが庭に咲くアパートで暮らし始めた。縁側からは大きな打ち上げ花火が見える。幸せな日々であったが、ある日突然大金を用意しなければならなくなった阿久津は、組の金3億円の強奪を堤と共に企てるのだった――。 「退路を絶ったもんだけに、大逆転のチャンスが残されてんだよ」 ある1人の男の、人生と愛の物語。
妻と子供を殺害した容疑で逮捕された男が連行されてきた。死刑になって殺した妻と子供のもとへ行きたいと懇願する男。そんな彼を取り調べることになったベテラン刑事もまた、鬱病の妻を抱え家庭崩壊の危…
>>続きを読む偏屈で無口な変わり者・小戸川。 個人タクシーの運転手として街を流しながらも、なるべく他人と関わらないように、平凡な日々を過ごしていた。 ところが、ある日、思い掛けず、 『練馬区女子高生失踪…
>>続きを読むどこから来たのか どこへ行くのか いのちは? 嵐の中、荒れ狂う海に放りだされた男が九死に一生を得て、ある無人島にたどり着いた。必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も…
>>続きを読むあぶれ者たちの群像劇を通して逆照射される、もう一つの昭和史 アウトサイダーを描き続けてきた井筒監督の真骨頂にして集大成 社会から頭を抑えつけられ、飢えや冷たい眼差しに晒されながらも、何にも…
>>続きを読む©此元和津也/ホウセンカ製作委員会