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ホウセンカ
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目次

ホウセンカの作品紹介

ホウセンカのあらすじ

「ろくでもない一生だったな」 無期懲役囚の老人・阿久津が独房で死を迎えようとしていたとき、声を掛けたのは、人の言葉を操るホウセンカだった。“会話”の中で、阿久津は過去を振り返り始める。 1987年、夏。海沿いの街。しがないヤクザの阿久津は、兄貴分・堤の世話で、年下の那奈とその息子と、ホウセンカが庭に咲くアパートで暮らし始めた。縁側からは大きな打ち上げ花火が見える。幸せな日々であったが、ある日突然大金を用意しなければならなくなった阿久津は、組の金3億円の強奪を堤と共に企てるのだった――。 「退路を絶ったもんだけに、大逆転のチャンスが残されてんだよ」 ある1人の男の、人生と愛の物語。

ホウセンカの監督

木下麦

原題
公式サイト
https://anime-housenka.com/
製作年
2025年
製作国・地域
日本
ジャンル
アニメ
配給会社
ポニーキャニオン

『ホウセンカ』に投稿された感想・評価

4.1
-大逆転-

日本に一時帰国中。🇺🇸→🇯🇵

完成披露上映会にて鑑賞。


アニメ『オッドタクシー』が今まで見てきたアニメの中で個人的にオールタイムベストの1つに入るくらい大大大好きで、同じタッグで新作が出ると聞いた日からずっと楽しみにしてました。

予備知識をほぼ入れず上映会に臨みましたが、上映前の登壇でのキャスト陣のお話も大変興味深くワクワクした状態で観ることができました。

オッドタクシーのような作り込まれたサスペンス要素と怒涛の伏線回収といったような内容を期待していたのですが、良い意味で裏切られました。

まさか泣くことになるとは思いませんでした笑😭
 
オッドタクシーまでとは言わずとも終盤の伏線回収の数々がまぁほんと秀逸で、上映前なのであまり詳しいことは言えませんがその先にあるラストに関しては今年観た映画の中で圧倒的にベストでした✨

ほんとにラストで完成する映画だと思います。僕はちょうどそこで泣いてしまいました。

おそらく何も知らない方が楽しめる気がするのであらすじとかも特に記載しません。

ちょっとでも気になる方はぜひ予備知識を入れずに観に行ってください。

観た後はきっと少しだけ自分の人生を肯定できるようになるかと思います。
そんな自分の人生を振り返るきっかけを与えてくれるような、優しさや思いやりの詰まった映画です。
冒頭から映像や歌も大変素晴らしい。静かで穏やかな作品なのに物語に引き込まれて90分が一瞬で溶けました…!!慈しみや静かで不器用な愛をじわじわと感じる、そんな映画。回収されていく伏線がこれまた上手い。
この作品を通して感じる穏やかさとか柔らかさはキャラデザゆえそう感じるのか、声優さんのお声とか作画のお色味から感じるのか、わりと作中で物騒な事は色々と起こってるんだけど、本当に視聴後の後味が良いです。
個人的にはホウセンカ氏の癖の強さもお気に入り(笑)
4.0
ご縁あって完成披露舞台挨拶付き試写会に参加。冒頭から胸が高鳴りました。

本作は『オッドタクシー』の木下麦監督 × 此元和津也脚本によるオリジナル長編。
キャストは小林薫、戸塚純貴、満島ひかり、ピエール瀧、音楽はcero──名前を並べるだけで期待感が爆発します。

物語は現代の刑務所での、ある男とホウセンカの奇妙な会話から幕を開けます。
そこから回想されるのは1987年、バブル景気の真っ只中。好景気に沸く一方で漂う希薄さ、そして忍び寄る崩壊の足音。
そんな時代の裏側で生きる極道同士の関係性、人間関係の本質がじわじわと描かれていきます。

派手なアクションではなく、家族を思う一人の男の覚悟。その凄みに胸を突かれ、気づけば物語にのめり込んでいました。
「血の繋がり」と「心の繋がり」を問い続ける視線が、一輪のホウセンカを通して観客に静かに突きつけられます。

アニメ表現はデフォルメされながらも芝居はリアル。役者の息遣いが聞こえるようで、音響も会話のテンポも抜群。
観客が“集中して観ること”を信じて作られた作品で、その姿勢がカッコいい。

極道の怖さを背景に、家族が奏でる音楽の美しさ、丁寧に積み上げられた伏線。
映画館という環境だからこそ映える緊張感と余韻がありました。

そして──エンディングテーマ。
劇場の音響で浴びるように聴いた瞬間、全身が包まれる感覚。この作品の真骨頂はここにある、と確信しました。

観終わったあとに、誰かと「ここが良かった!」と語り合いたくなる。
2025年に劇場公開される意義あるオリジナルアニメ映画です。

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