ドラえもんは猫型ロボット

トロール・ハンターのドラえもんは猫型ロボットのレビュー・感想・評価

トロール・ハンター(2010年製作の映画)
2.5
Filmarksで、『スケアリーストーリーズ 怖い本』の監督の過去作品を調べたら本作品があったのでDVDで視聴。視聴の記憶がないノルウェー映画。

観たままの感想を。

空想上のモンスター‘トロール’を狩ることを仕事とする男と知り合った大学生グループが、男の仕事を追っていくという内容。

お馬鹿映画に振れるでもなく、パニックホラー映画に振れるでもなく、ハンターの仕事内容をPOV形式のモキュメンタリー映画として描いてる。
雪のノルウェーの風景は美しく、POV形式の作品ではあるが、手ブレも多くなく見やすかった。

実際にトロールがいたら、こういう生態で、狩るためにこういう罠を仕掛けて、隔離するためにはこういう施設があって、と真面目に設定を考えている。
そのため『クローバーフィールド』のように怪物をぼかして映したりせずに、最初からトロールがばっちりと映る。
しかし、ハンターの狩猟を追った作品なので、題材の割には内容が地味。
狩ってるのがトロールではなく凶暴な熊でも成立するのでは?と思ってしまう。

自分は学生が襲われて、ワー、キャーのB級映画を期待して観たので、肩透かしを喰らった。普通かな、という印象。

猟師の生活に密着とか、ノルウェーの冬の風景とかが好きな人にはオススメだと思う。