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フィクティシャス・ポイントの作品紹介

フィクティシャス・ポイントのあらすじ

「ひとたび筆を走らせれば、誰かの人生が始まる」 久坂部碧は、ある幻影に囚われていた。光に溢れた教室、その窓辺で本を読む青年、「漣聖司」と書かれた檸檬色の栞。どれも身に覚えがない。しかし碧は突如として、彼と架空犯罪調査局を巡る連続殺人に巻き込まれる。現実と虚構の狭間で事件は瞬く間にエスカレートしていき、やがて一つの真実に辿りつく。人智を超えた旅路の果てに何が待ち受けているのか。 鍵を握るのは、謎の言葉「フィクティシャス・ポイント」。

フィクティシャス・ポイントの監督

服部正和

原題
製作年
2024年
製作国
日本
上映時間
68分
配給会社
Cinemago

『フィクティシャス・ポイント』に投稿された感想・評価

SF弱者のマシンボーイにはいまいちハマらん内容ではあったが、自主映画でも見た事ないようなもん撮ってやるんや!っつ〜意気込みは凄かったよねぇ……日本のノーランに俺はなる!ってとこか?

架空犯罪捜査局の殺人捜査に……巻き込まれたんやがぁ!って話

うん、話は……よくわからなかったし、そもそも監督は丁寧にストーリーを追うつもりなんて微塵も無さそうやけど
ただこういう絵を撮りたいんだい!っつ〜こだわりは凄いし、ロケーションの魅力等も相まってなかなか見応えあったね!あの冒頭の橋……なんか別の映画で観たことある気もするが?気の所為かな?
あと扉を引き裂いた先に海辺が広がってるシーンとかも魅力的やったねぇ、CGとかやなくてちょっとした工夫で撮ってるのがまた良いのよ!

こういう監督って低予算やとアイデアで凄い画撮ったりするけど、そのセンスを評価されて大作に抜擢された途端に豚の餌みたいな作品しか撮れなくなりがちやが……ぜひ日本のノーランと成るチャンスを与えてあげて欲しいね!
まぁマシンボーイはノーラン映画嫌いやしもしこの監督が大作撮ったら観ないと思うけど……
3.5
【新鋭・服部正和の本格SF】
※2024年試写会の時のレビューです。
動画版▼
https://m.youtube.com/watch?v=djUkg2eYV3g&t=22s

先日、初号試写で服部正和監督の『フィクティシャス・ポイント』を観た。服部正和といえば、『FRONTIER』でクリストファー・ノーランを彷彿とさせる壮大なSFを作っており期待している監督である。そんな監督の新作ということでワクワクしながら会場に向かった。

暗闇の中、男が逃げる。ニコラス・レイ『危険な場所で』を彷彿とさせるU時カーブでトンネルに吸い込まれ、やがて淵に追い詰められる。男に説得されるものの、彼から特殊な器具を奪って橋から落ちる。映画はこの映画の世界観を語り始める。筆を走らせ、他者の人生をコントロールする者が連続殺人事件に巻き込まれているとのこと。『インセプション』のように多層構図の迷宮を彷徨いながら世界の謎に迫っていく。映画はある種、創作論的物語となっており、器具やナイフ、やかんといったモチーフが変わりゆく世界を繋ぎ止めていく。しかし、人生をコントロールしようとしても完璧に制御できず次々と問題が発生していき、修羅場の宙吊り状態が持続する。日本映画でここまで時間や空間にこだわった監督が最近いただろうか?低予算ながらもクリストファー・ノーランを意識したダイナミックな空間の使い方をしており、たとえば、狭い空間でのアクションは奥行き方向を活用し立体的に魅せている。そんな服部監督が後々にビッグバジェットでSF映画を撮ったらどうなるのだろうか?世界と戦えるレベルのSF長編になりそうで今からワクワクが止まらないのだ。公開日は未定だが、是非チェックしてほしい作品である。
キャラクターが持っている問題意識をちゃんと物語に落とし込めていない。

例えば、終盤のおばさんが持っている問題意識「フィクション上のモブキャラは書き手の手前勝手な都合で名無しのまま退場させられて悔しい」がやりたいなら、「書き上げた物語の中でモブキャラのおばさんが勝手に暴れ出し、それを阻止するため奔走する小説家」のような物語にすべき

例えば、警察のヒゲのおじさんが持っている問題意識「自分たちの部署が冷遇されている」ということをやりたいなら、前半におじさんが組織内で不満を持っている描写をすべき。

キャラクターがそれぞれ持っている問題意識を唐突にセリフで説明しておきながら、それを物語に落とし込むことをしないのは、キャラクターに失礼だし可哀想だ(無論これは作中提示される問題意識それ自体に関わることだ)。

誰が主人公とかそういう話をやっているわけでなく、群像劇がやりたいのだろうが、それはキャラクターの人生や想いを物語に落とし込まなくてもいい理由にはならない。

本来複数の映画で表現すべきことを、60分の尺に無理矢理収めているので全部が全部コンフリクトを起こしている。

冒頭から“架空殺人”が普段どのように犯罪捜査に使われているかの描写が無いのもしんどい。

まず普段“架空殺人”がどのように運用されているのかを第一の事件で描く→第二の事件でその捜査フローにエラーが生じ、問題が起きる、という流れにすべきなのに、いきなり“架空殺人”上で起きたエラーを見せられるので、正常にそれが運用されている場合どうなるのか、キャラクターがどこにエラーを見出して焦っているのか、何もわからない。

劇場に灯りが点いたあと「難しいね〜」なんて声が上がったけれど、これは難しい映画ではなく単にプロットの未整備の問題。
ちゃんとわかりやすいプロットにすることも可能だった。
敢えて整備してないんですよなんてものでもない。だって作中でキャラクターが雑に扱われることを問題として取り上げているのだから。その問題に向き合うなら、ちゃんとプロットが整理されていないのはNG。

BGMがでかすぎ。そんなにBGM焚かなくてもちゃんと撮れば観客はわかる。役者に分かりやすい演技をさせているのだから、尚更編集で演出を過剰にする必要は薄い。

構図がちいちゃすぎ。例えばタンスから海へ行くシーン、部屋の小ささと大きな海の対比をやったほうが絶対良いというか、多分そういうところを見せたいのに、部屋の中のショットがちいちゃいのでせっかくの海が勿体無い。もっとタンスを引きで撮って、小さい部屋から海への移動によるロケーションの急激な変化を観客に見せられないだろうか(こればかりは現場に行ってどれくらい引きしろがあるかによるのでなんとも言えないが)

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