轟音の作品情報・感想・評価

上映館(1館)

轟音2019年製作の映画)

上映日:2020年02月15日

製作国:

上映時間:99分

あらすじ

「轟音」に投稿された感想・評価

シネマロサ
ジャンル映画専門監督の目からするとこういう作品は本当に羨ましく感じる。
熱意だけでは映画は撮れないけれど熱意なしでは映画は撮れない。
希望とは、明るくてきれいなものとは限らない。この映画に、暗くて汚くて、痛々しい希望の存在を見た。

確かに重たい内容ではあるが、あらすじや予告編から想像するほど鬱屈とした映画ではない。
狂犬のような浮浪者と、凄惨な形で家族を失った青年の交流は、ピュアでハードボイルドで魅力的にさえ思える。

キラキラした希望を持たなくても、後ろめたく感じることはない。普通の日常の貴重さ、もしくは絶望のように見える状況の中でわきあがる衝動、そういう希望の形もあると見せてくれた映画でした。

自分の人生にどこか「行き止まり」を感じている大人に見てほしいと思います。
映画「轟音」を鑑賞。
日本しんどい映画かと思ったら、骨太ダークヒーローモノで眠気はぶっ飛びました。


人は限界の手前で自分を騙している。
固定かつフレームに納められた画面。
限界を超えた時、ギリギリの緊張が緩和され
地鳴りのような叫びが起こる。
あの血の気の引く感覚は、地鳴りであり、人の叫びだったのだ。2/28まで。
eigamiruyo

eigamiruyoの感想・評価

5.0
悩んだり、苦しんだり、考えたり

生きてるのが少し嫌になる時のことを思い出す
俳優さんが本当に素晴らしい
そこにいる人にしか見えない
だからこそ、余計に「生きてる」ことへの証明を感じる

監督が言っていた

「普通が一番幸せなのかもしれません」

という言葉が観終わった後にずっとループする

そうか、この映画は観てた我々の

「生きてる証明」

をしてくれる映画なんだ

それを一番感じるのはラスト10分

言葉には決してできない感情に襲われ、理由もわからず涙した

それでも、生きるしかない

観れてよかったです
もリラ

もリラの感想・評価

4.0
 どうしたもんか、めっちゃ言語化に困る映画だった。一言でいうと「人生」だった。
 観終わったあともっと暗い気持ちになるものだと思っていた。でも違った。エンドロールでひたすら泣き、あとはスッキリしてた。
 言葉にできない距離感、言葉にしようもない叫び。それらが全部混ざり合って響く音が轟音なのかなと。あーーーすごい映画観た。
hana

hanaの感想・評価

4.0
轟音が響くごとに、なんともいいようのない不安が押し寄せてきて苦しさに潰されそうになる。死にきれないなら生きるしかない。走るしかない。go-on。
カナザワ映画祭にて。

暴力でしか抗うことのできない閉塞感。個人的な願望だけど地方での上映館がもっと決まっていけば嬉しいな。都会の人間には、地方から上京しててもその場に根を張ってしまった人にはこの感情はわからないとさえ思う。安楽涼は自分役だけの勢いだけじゃなくて本当にいい役者なんだなと確信した。ラストは上手く言葉にできないんだけど静かに泣いた。

テーマから群像劇に近いストーリーになるのは理解できるんだけどもはや安楽片山パートが良すぎて他いる?という感情にすらなる。女性からすこぶる評判の悪い大宮さん(の役)は最高に気持ち悪くて5周くらいまわって最高。
あの轟音がきこえる時に、人間の隠しきれない真実の生き様が出てくる。きこえないなら、自分の感情に踏み込みも出来ずにトボトボと歩くだけ。

物語よりも人間を大切にして、人間をじっくりと見つめた映画。
saito

saitoの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

俳優さんだと思っていたのに、初長編監督作でこれは、ちょっと驚き!と思ったら、編集歴は長くて、それか武器になっていると。。
片山さんの、芝居というか、演技というか、に思うことはまさに一緒だった。
埋まっていれば台詞なんかなくてもいくらでも観ていられるし、バックグラウンドも臭ってくる
あとは、想像で、観ていくのが楽しい
訳なんかわかんなくても、泣けてくるんだよな。

なんというか、勉強になる1日だった。
やりたいと思ったこと、すぐ行動に移せるようになりたい
俳優が監督しているからか、俳優達が輝いている。撮影も、俳優を信じたカットが素晴らしかった。
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