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メガロポリス
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目次

メガロポリスの作品紹介

メガロポリスのあらすじ

物語の舞台は、21 世紀、アメリカをローマ帝国に⾒⽴てたニューローマ。そこでは享楽にふける富裕層と苦しい⽣活を強いられる貧困層の激しい格差が、社会問題化していた。新都市メガロポリスの開発を推進する天才建築家カエサル・カティリナ(アダム・ドライバー)と、財政難の中で利権に固執する市⻑のフランクリン・キケロ(ジャンカルロ・エスポジート)は真正⾯から対⽴する。また⼀族の策謀にも巻き込まれ、カエサルは絶体絶命の危機に直⾯するが──。

原題
Megalopolis
公式サイト
https://hark3.com/megalopolis/
製作年
2024年
製作国
アメリカ
上映時間
138分
ジャンル
ドラマSF
配給会社
ハーク、松竹

『メガロポリス』に投稿された感想・評価

4.5
人類が円熟期を迎えたその先の近未来に、発展途上の象徴たる古代ローマ世界を重ね合わせる豪胆な作劇、驚愕が止まらない。「時間」と「意識」を軸足に置いた人間の本質とその変容を、過去〜現実〜未来に至るまでタイムレスに、現実〜理想〜夢想の世界をシームレスに繋ぎ止め、混沌の中に炙り出して行く。

濁り狂った現代社会を俯瞰しながら自らもその社会で生きる老年監督らしい作品、まさしくF・F・コッポラ版「君たちはどう生きるか」。大傑作にも取れるし、大駄作にも映る。大衆には受けずとも、また賛否はあれども、映画史を彩った巨匠の集大成を見届けない選択肢は無い。

※フランス国内のIMAX上映で鑑賞。カンヌで話題になった、観客にスポットが当たったり生身の人間が現れて観客と対話するような演出は無かった。ただ、それに該当すると思われるシーンは確認できたのと、実際にあったら確かにゾクゾクしたと思う。日本公開時はぜひ対応可能な劇場が現れて欲しい!
[アイン・ランドの書いた貧相なシェイクスピア] 10点

フランシス・フォード・コッポラ長編27作目。1977年から類似した企画を温め続け、1989年と2001年に製作まで試みて失敗し、ほぼ50年越しの企画が遂に生まれた…と思ったら批評家からボロカス言われ、配給してくれる会社も見つからず(宣伝費をコッポラ自身が払うことでライオンズゲートが貧乏クジを引いた)、予告編は過去作への批判的批評を捏造して即刻削除という外野のイベント盛り沢山な作品。もしかしたら100年後くらいには名作として語り継がれているかもしれない。偶然にも同じ時期に公開されたリドリー・スコット『グラディエーターII』も(昨年の映画だが日本公開が遅れた結果重なったナンニ・モレッティ『チネチッタで会いましょう』も含め)似たような"現状を憂う白人ジジイ監督による愚痴映画"だったわけで、加えて両者は堕落したアメリカ政治を腐敗したローマに例えている点まで似ているわけだが、少なくともハリウッド的なスペクタクルのあった同作に比べると本作品は"アイン・ランドの書いたシェイクスピア"と揶揄される通りの野暮ったい代物であった(『肩をすくめるアトラス』とかキツすぎて第1巻の序盤でやめた思い出)。物語の舞台は現代のニューヨークに似たニューローマと呼ばれる都市。キケロ市長によって財政は崩壊し、経済格差拡大によって人々は貧困にあえいでいるが、権力を牛耳る一部のエリート層は目もくれずに享楽の日々を送っていた。主人公はそんな市長と対立する建築家シーザー・カテリーナ、新建築素材メガロンを開発し、それを使って理想都市メガロポリスを創ろうとしていた云々。前評判通り、お金と時間をかけましたという宣伝のわりに、物語も人物造形も演技もVFXも見えるもの全てが貧相で悲しくなる。ソ連の衛星が落ちてくるなどの設定も企画初期段階から変えてないのかな?というくらい古臭い。登場人物たちも極端な設定の割に深みがないので、ただの珍獣博覧会という感じ。台詞も様々な引用やイデオロギーが上滑りしている上に説教臭くて全く響かない。悩める天才主人公を癒やすヒロインというのも古臭くて気持ち悪い上に、世界を救う天才主人公とか…やっぱコッポラはアイン・ランド大好きでしょ。未成年ポップスターをセックス動画が流出→年齢詐称で成人してたのでOKという流れも意味が分からない。しかも長い。ジジイの愚痴は長くてかなわんね。
sonozy
-
フランシス・フォード・コッポラ監督が1977年に着想し長年温めてきたという、ローマ共和国の崩壊とアメリカの将来の類似点を描きながら、ユートピア的な未来都市の構想という壮大なテーマに挑戦したSF史劇。

21世紀の都市「New Rome」を舞台に、ある能力を持つアル中の建築家シーザー・カティリーナ(アダム・ドライバー)が、革新的な建築材料メガロンを発明し、未来のユートピア「メガロポリス」を建設して新ローマを活性化させるという計画と、それに反対する腐敗した市長フランクリン・キケロ(ジャンカルロ・エスポジート)との衝突。

シーザーの愛人だった、金と権力を欲する金融ニュース専門のテレビ司会者ワウ・プラチナム(オーブリー・プラザ)
シーザーと親密な関係になっていくキケロの聡明な娘ジュリア(ナタリー・エマニュエル)
シーザーの従兄弟で、嫉妬するシーザーを潰そうと動くクロディオ(シャイア・ラブーフ)
シーザーとクロディオの叔父で世界一の大富豪であるハミルトン・クラッスス3世(ジョン・ボイト)
シーザーの助手/運転手のフンディ(ローレンス・フィッシュバーン)
キケロのフィクサー役にダスティン・ホフマンも。

スタジオから資金を得られず、所有するワイナリー事業の一部を売却して得た約1億2000万ドルの制作費に加え、マーケティングと配給に約2000万ドルの私財を投じ、製作も困難を極めたということですが、その困難が目に見えてくるようなw内容でした。

要素盛り込み過ぎで混乱気味のストーリー、アダム・ドライバーの演技、シャイア・ラブーフのウザさw、演出やVFXの時代遅れ感/安っぽさ...etcで、ラストまで没入/高揚出来ずでした。残念!

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