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Retake リテイクの作品紹介

Retake リテイクのあらすじ

高校3年生の景はある日、遠い存在と思っていた同級生の遊から映画づくりに誘われる。 遊が撮りたい映画は「絵描きの男の子と落ち着きのない女の子が『時間の流れない世界』を目指して旅をする」という物語。 友人のアリサ、海、二郎も集い、撮影が始まる。 共に創作をする喜び、ほのかな恋心、過去の行き違い..さまざまな思いを抱える彼らの関係が、映画づくりとともに移り変わっていく— 繰り返す彼らの夏が辿り着くラストシーンとは?

Retake リテイクの監督

中野晃太

原題
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
110分
配給会社
ミカタ・エンタテインメント

『Retake リテイク』に投稿された感想・評価

tetsu
5.0
かつて自主映画を制作した時、助監督をお願いした映画ガチ勢の先輩による絶賛と、暇さえあればミニシアターに入り浸っているwマンガ家志望の友人によるオススメを受け、鑑賞。

高校最後の夏。
カメラ好きの少年は、密かに思いを寄せる同級生と、ふとしたきっかけから映画作りを始めることに。
集まった5人の仲間たちは、順調に撮影を進めていくが、思わぬトラブルにより、制作は中止の危機に……。

映画を作る映画という、映画ファンにとってはたまらないメタ的な題材でありながら、その一歩先にある驚きの仕掛けに引き込まれる秀作だった。

最初こそ、PFFグランプリという称号も納得の、自主制作らしい青春映画が展開されていく。

無名キャストによる演技は決して上手いとは言い難いが、その素朴さに惹きこまていくと、物語は予想外に苦く切ない方向へと転がり始め、思わぬ事態に……。

本当にスゴいのはそこからで、タイトルでも示唆されている"繰り返し"のギミックを、低予算映画ならではの手法で実現していく展開に目が離せなかった。

本作で感動したのは、そのトリッキーな構造や演出以上に、監督が自身の実体験を反映させた物語と、ゆえに突き刺さる切実な思いだった。

誰かと誰かが親密になる一方、誰かと誰かに出来た亀裂は修復不能な状態にまで発展したり、抱いた恋心が良からぬ結果を引き起こしたり……。

大学時代に映画制作の頓挫を経験したことがある監督ゆえの、人間関係におけるドラマのリアリティ。

地域で映画制作WSや高校で映像表現の講師を務めてきた監督だからこそ描けた"映画作り"というプロセスそのものの面白さ。

5人の登場人物が「映画制作」に打ち込んでいく本作は、まさに"最小単位の社会"のドラマとしても捉えることができ、物語にのめりこんでいくうちに、「映画作り」は「社会で生きること」と同じということが分かってくるのだ。

監督はインタビューにて、自身のこれまでの経験を踏まえて、「映画を作ることが、人と関わることや自分の人生を進めていくこと、見つめ直すことになり、それ自体が教育や福祉につながる」と答えている。

まさしく、その哲学が反映された物語には、監督自身の過去の後悔や、若い世代に対する切実な願いすら感じられた。

また、映画作りを描いた映画というのは、えてして、単純な映画賛美になりやすいが、本作ではそれを避けていたのも素晴らしかった。

映画鑑賞というのは幸せな時間である一方、嫌な現実から目を背けるための逃げ場所にもなりうる。

けれど、本作はその事実にもしっかり目を向け、登場人物たちに納得のいく決着をつけることで、観客がこれから生きていく現実世界へ、立ち向かう勇気と活力を与えてくれるのだ。

というわけで、インディーズ映画のなかでは、ここ十数年でベストと言っても過言ではなく、文句無しの傑作だった本作。

個人的には、劇場でたまたま冒頭で述べた先輩が鑑賞していて、当時の撮影裏話で花が咲いたり、マンガ家志望の友人と本作の撮影裏話について語り合ったり、本作を観ていない兄と"映画制作における組織論"について議論したりと、本作を起点に様々な思い出が出来たのも、嬉しかった。

社会人として、少人数のコミュニティを中心に仕事をしている一個人でもあるため、日常生活に少なからず、影響を与えられた貴重な鑑賞体験だった。


参考

『Retake リテイク』中野晃太監督インタビュー🎤|映画チア部大阪支部
https://note.com/moviecheer_osaka/n/n983e49d7e11d
(抜群に良かったインタビュー記事。映画評論家やプロのライターではなく、純粋な映画ファンの大学生が質問したことで、作品の本質を引き出しているのがスゴいと思う。)

映画「リテイク」主題歌 チョーキューメイ『また、夏になる』Music Video
https://youtu.be/1FC7FyI4W4s?si=_kgLsrXxNh5r1f4Q
(映画の余韻に浸るため、この楽曲を観賞後にひたすらリピートしている。このPVのクオリティも素晴らしく、2番で実際のメイキング映像が使われいるため、観賞した方は必見。)

映画チア部が映画を作った話。(オンライン上映会直前特集.2)|映画チア部京都支部
https://note.com/moviecheerkyoto/n/nec641cd95d63
(映画制作を行った当時、その経緯を記録した記事。)


【Next Movie's HINT】
"繰り返し"と"組織論"の映画
>>"繰り返し"の映画
ものすごく自主制作映画っぽいことと、ものすごく一般映画っぽいことを、両立させている、とても面白い映画だった。

基本の話は高校生たちが夏休みに映画を撮ろうとするもので、ここに関してはオーソドックスな題材が、これまたオーソドックスに描かれる。
奇を衒うことは一切せずに、ストレートに描いているのが本当に心地いい。
作り手ものとしても、青春映画としても、質が高いと思った。

高校生の作り手ものの場合、いかに撮影が楽しいかが重要なポイントとなるが、その点もばっちりだ。
撮影シーンは本当に楽しそうな雰囲気に満ちていて、観ていて自然とワクワクできる。
また、ひとりだけ馴染めないアリサの存在が、ドラマ性も生んでいる。
この楽しい映画作りは、ちゃんと完結を迎えられるのだろうか、という興味もそそられて面白い。

というところまでは、自主制作映画らしからぬ、じつに堂々とした一般映画ぶりなのだが、この映画はそこにいかにも自主制作映画らしいところをぶち込んでくる。
カットの声がかかり、現実世界がリテイクされていくのだ。
ここにきて、なぜ現実のシーンと、撮影されたシーンが地続きで描かれていたのかがわかってくる。
と同時に、どこまでが映画のなかの世界なのかが混沌としてくるのが、また面白い。

「望むべき映画(もしくは未来)」になるまで、リテイクは何度も繰り返される。
後半のリテイクの嵐は、まるで狂気のようでもあり、静かなシーンにも関わらず、思いきりドキドキとさせられた。

一般映画っぽい部分でも、自主制作映画っぽい部分でも、おそらくそれだけで勝負できたと思う。
なのに、あえてそのどちらもを取り入れ、見事に一本の映画に仕立て上げてみせたことに感心した。
どちらの部分も完成度は非常に高く、かつどちらの要素も邪魔になっていないのは、見事なバランス感覚だ。

正直に、観ていてずっとワクワクしていたし、劇場で観たいとも強く思った。
それぐらい、きっちりと完成されてるのに挑戦的な、いい映画だった。
来年1月公開予定ムーラボでの先行上映、くぅ〜また新たな傑作映画撮影青春映画の爆誕だってばよぉ!しかもマシンボーイの苦手なはずのジャンルコラボ作品やとぉ?

隣のクラスの気になる女子ユウを隠れて盗撮していたコウ……あかん!見つかった!ところがユウはそれを責めるどころかカメラに興味津々で、なんと夏休み一緒に映画撮るんに誘われちゃったんやがぁ!ひゃー!って話

あか〜ん、すっき〜、だいすっき〜
そうね、「ラストサマーウォーズ」を筆頭に、「サマーフィルムにのって」とか、「鬼ガール!」とか、学生達が映画撮る映画は好きなん多いからね、本作も期待に無い胸膨らませて観にいったらば、ピュア迸る快作でマシンボーイは見事に撃沈されたってばよぉ

本作は出演した麗さんやタカノさんが学生時代に撮っていた映画撮影の様子から、先生をしていた中野監督が着想をを得て撮った自主制作作品らしく、監督も長編映画は初めてなんかな?演者たちもほぼ素人?そんな初々しいメンツ揃ってそんな瑞々しい作品撮ったらば……もうその透明度といったら摩周湖か?ケヴィン・ベーコンか?マシンボーイもぶったまげたのよ
かといって演者陣の演技もそれぞれバッチリ決まっていたし、監督の演出も冴えに冴えていて素人作品感は全然無いのよねぇ

特にヒロインを演じた麗さんはとにかく華が凄い、撮影当時はまだ何者でもなかった彼女は今や人気バンドのフロントマンらしく(本作に使われている曲はそのバンドの作品よ)、スクリーンに出てきた瞬間から全ての目線を奪っていくパワーが溢れてんのよ、監督いわくユウのキャラクターも彼女を当て書きしたらしいからばね、もう奔放過ぎるユウの魅力が迸っていて、コウくんが憧れる気持ちも凄くわかったのよねぇ、麗さんにはバンドも良いが役者さんもぜひ続けていって欲しい逸材と思ったのよ!ぺろぺろ
あと衣装いろいろで可愛いぺろ

そんなもうひとりの主人公コウくんはうってかわって引っ込み思案で、好きな子をこっそり隠し撮りしちゃったり、自由奔放なユウに振り回されながらも後ろをひたすら付いて歩くしっぽふりふりワンワン系男子なんですがね、まぁ全ソフトM男子の共感を集めそうな男の子で、好きな女子にぶんぶん振り回されながらも嬉しそうなんが可愛くて良かったね!ぺろぺろ

他のメンツも皆それぞれ素を感じさせながらも作品にピタリとフィットした自然体の存在感で、そこは演技指導に入る監督の人柄が現れているようでとても良かったです、麗さんがユウが当て書きなら私なら絶対に泣かない!つって監督と泣く泣かないで大論争したエピソードがとっても好っき!

そして、本作をただの青春映画からひとつ先のステージへと進めているのがタイトルにもなっているギミックでして、特にそれが惜しげも無く披露される終盤の展開には恐れ入ったね、ラストシーンを模索する麗と結末に迷いをみせる本作自身が見事に共鳴した展開にやられたぁ!なりましたね、見せ方の妙、これ系の作品割と苦手なマシンボーイやけども本作に関してはもうちょい長くても良かったかもなぁ!なるくらい好きやったよ、まぁこれ以上やったら夜になるか?ゲラゲラ
来年1月公開オススメ〜!

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