『ズーランダー』シリーズを見た流れから久々に鑑賞。
当時中学生だった俺が、アメリカン・コメディにハマり、ベン・スティラーとヴィンス・ヴォーンを知るきっかけとなった作品。
前者は確かこれが初の悪役で、モッコリ経営者としてパープル・コブラを率いる。シャーッ!て。そんなことからもわかる通り、本作の元ネタはもちろん『ベスト・キッド』。
対するV.ヴォーンは大柄なのに妙に飄々としており狂言回し的立ち位置。ベンの元妻クリスティン・テイラーが今回も彼のバーターで、キュートな笑顔を振りまくがその正体は…。
また、B.スティラー主導作品ということで本作も豪華ゲストが多数出演しているが、ドーピング・ストロングさんが最高のタイミングで出てきてドヤ顔決めるシーンだけは、いつも胸が締め付けられる思いになる…。
高校最初の英語の授業の題材が彼で、時期も時期なので尚更…。
とはいえ、日本のルールとはまた違った試合形態の面白さに、負け犬たちのスポ根ものとしてハズレない展開に、そんなことが気にならないほど笑って熱くなれる!
そして彼ら以外にも、ジーパーズ・クリーパーズに攫われ、セイウチ人間にされ、マクレーンともコンビを組んだことがあるジャスティン・ロング。
今のアメリカン・コメディを牽引するジェイソン・ベイトマンなど、ぼんくらにはたまらないメンバーが出演!
でも誰よりも輝いているのが審判。
彼の全力、かつキレッキレのジャッジは1度見たら忘れられない!!
Ready… Dodgeball!!!!!!