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狂い咲きサンダーロード オリジナルネガ・リマスター版

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狂い咲きサンダーロード オリジナルネガ・リマスター版の作品紹介

狂い咲きサンダーロード オリジナルネガ・リマスター版のあらすじ

暴走族“魔墓呂死”の特攻隊長・仁は、「市民に愛される暴走族」を目指す同輩や自分たちを取り込もうとする政治結社に反抗を試みた末、遂には右手を切断されてしまう。しかし、どん底に堕ちてなお抗うことをやめない彼は、バトルスーツに身を包み、幻の街サンダーロードで最後の決戦に挑むのだった!

狂い咲きサンダーロード オリジナルネガ・リマスター版の監督

石井岳龍

狂い咲きサンダーロード オリジナルネガ・リマスター版の出演者

山田辰夫

小島正資

中島陽典

南条弘二

小林稔侍

原題
公式サイト
https://transformer.co.jp/m/ctr/
製作年
1980年
製作国
日本
上映時間
96分
ジャンル
バイオレンス
配給会社
トランスフォーマー

『狂い咲きサンダーロード オリジナルネガ・リマスター版』に投稿された感想・評価

4.3
 もう本当に感無量過ぎて、山田辰夫もPANTAもあの世に行っちまったが、45年ぶりの同窓会のつもりで駆け付けた。77年4月に発売された泉谷しげる&ストリート・ファイティングメン名義の『電光石火に銀の靴』はPANTA&HALの『ルイーズ』と並ぶ初期パンクの傑作で、ドーナツ盤ももちろん買い揃えてある。昨日辺りから緊張が止まらず、シネマート裏のパチ屋界隈の店で5時過ぎから日本酒を飲んでしまったのはここだけの話で(左右のお客さん、申し訳ない)、だけど吞まずにいられねえじゃねぇの、やってやろうじゃねぇの精神で魔墓呂死特攻隊の隊員になったつもりでしこたま吞んでしまった。というわけでポスターは売り切れという痛恨の凡ミスで意気消沈しかかったが、16mmネガをクリーニングしたという映像の質感は最高だった。確か9年前も同じ館でリマスター上映会があり、永野さんのトークは微妙だったが終盤に泉谷しげるが乱入し、9年後の今日がある。その日はPANTAさん弾き語りの『つれなのふりや』が聴けてもう本当に最高だったのだが、何と客席にはジャンキー小学生・小太郎を演じた大森直人さんが我々と同じ客席から今作を観ていたのである。

 暴走族を描いた映画にも関わらず、いわゆるその筋の人に加担したのではなく、社会からはみ出したアウトロー讃歌としての映画であるという石井聰亙の言葉にもあるように、今作は走り屋の「初期衝動」と「自由」に溢れている。思想は違えど、自由を求める衝動はデニス・ホッパーの『イージー・ライダー』に近い。『マッド・マックス』のパクリなどと揶揄されたが実はこちらの方が先であるということは堂々と言いたい。パンクや走り屋の生への希求が、いわゆる党派を汲みたがる日本の共同体幻想の中で雁字搦めとなり、革命を欲する救世主・仁が現れる。健(南条弘二)と典子(北原美智子)とのボイスオーバーでの会話は今観るとだいぶ恥ずかしいが、ホモソーシャル社会の中にLGBTQ的な何かが溢れ出す辺りは時代を先取りしていた。極めつけは魔墓呂死初代リーダーの剛(小林稔侍)の心底胡散臭い登場で、彼だけが世代と電波の違う真の劇薬として登場する。少年だった私を熱くした映画が久方ぶりに巨大スクリーンに爆音で掛かり、感慨もひとしおだった。泉谷しげるのミニ・ライブでは『電光石火に銀の靴』そしてエンディング曲の『翼なき野郎ども』、更に映画とは関係ないが泉谷の代表曲である『春夏秋冬』の演奏があり、感無量だったのは言うまでもない。次にもし50年目の同窓会が2030年にあるならば、その時は小林稔侍さんの『君が代』をお願いしたい。
【俺の性自認は漢(おとこ)!って感じの青春映画】
ここにきて劇場上映は激アツ過ぎますわ!!
ということで爆速で映画館へ観に行って参りました。
何気に本作はタランティーノ監督のお気に入りだそうで目の付け所が凄い。
親日家とはいえ日本のインディーズ映画までチェックしていらっしゃるとは恐れ入ります。

最初から最後までずっと狂い咲きっぱなし。
全男性がそこに痺れる憧れるぅ!と心臓を鷲掴みにされること間違いなしのインディペンデント映画界の漢の美学の金字塔でございます。
しかも大学の卒業制作というのが信じられない程クオリティー高すぎて恐れおののく石井監督リスペクト!
ディストピア感のあるフェイスペイントや仮面、ネオンカラーのライティングに飛び散る火花が無性に性癖に刺さる。

誰にも媚びず真っ直ぐに己を貫く主人公の仁(ジン)さんかっこいいー!!!
周りに流されず己の中で変えたくない部分は絶対に曲げない芯がある人って素敵。
逆境やリスクを恐れず孤高に突き進む鋼のメンタル見習いたい。
しかも登場人物が皆さま終始テンション高いのでこっちまで元気になるんですけど。
超絶助かる。

族の抗争がテーマかと思いきや、元ヘッドの健(ケン)さんの切ない恋愛模様や謎のスーパー右翼団体、盛大な復讐劇まで絡めてくる自由さ。
まさかのバズーカ、ダイナマイト、ライフル、ピストル使用でラスト15分だけで50killくらいしてそうな銃撃戦。
カーアクションや爆破シーンも自主制作とは思えない演出力。
監督のポテンシャルがエグ過ぎる。
昭和の素朴な住宅地と仁さんのサイバーパンクみのあるバトルスーツ武装とのアンバランスさも最高!

バトルシーンのキチ○イっぷりで忘れられがちだが、ボロボロの身体の仁さんが少年へ笑顔を見せてから夕日と工場地帯をバックにバイクで疾走するラストの流れもかなりの名シーンだと思う。
仁さんにはブレーキなんて必要ないのだ。

ていうか何回観ても謎なんですけどあのゲイおじは何?ww
突然スイッチが入るタイミングなど意味わかんな過ぎて毎回こらえきれずに爆笑してしまう。
(もちろん映画館では堪えた)
全身包帯でぐるぐる巻きの植物人間になった仲間の頭に草生やして身体にマジックで『植物』って書かれてるカットからの仁さんの退院時に背後で暗黒舞踏を踊る謎の人たち。
不謹慎通り越してシュールで笑ってしまう。
ギャグセンもぶっ飛び過ぎ。

これだけ本作を推して上げてますけど私は女性。
正直なところ漢の世界は中途半端にしか分からんが少なくとも本作が超名作ってことだけは理解できます。
わたくしも自分なりの美学に従って狂い咲いて美しく散って逝きたいものですわ❀
🎬️ロックとパンクとある男の生き様

暴走族「魔墓呂死」の特攻隊長・仁。

彼は、新法への対応で骨抜きになった組織の現状に反発し、単独で生きる道を選ぶ。

しかし、社会の抑圧と自身の内なる暴力性が交錯する中、彼は警察、右翼団体、そしてかつての仲間たちから追われることとなる。

孤立無援の戦いを続ける仁の狂気は、やがて頂点へと達していく…。

石井岳龍(ex.聰亙)監督のトークショー&泉谷しげるミニライブ付きでシネマート新宿にて鑑賞。

​1980年公開の石井聰亙監督作品『狂い咲きサンダーロード』は、日本映画史におけるロックとパンクを体現した映画の金字塔だと思う。

自主制作という背景から生まれたその特異なエネルギーは、当時の若者たちの閉塞感を代弁し、既存の映画表現の破壊を試みている。

本作は単なる暴走族映画に留まらず、社会からの逸脱者を描きながら、個人の自由と暴力の根源を問う、深く哲学的な作品として評価されるべきである。

​本作の最大の特長は、その暴力的なまでにアグレッシブな映像表現にある。

石井監督の初期作品に共通するハイテンションな編集、ハンドヘルドカメラによるブレた映像、そして過激なアクションシーンは、登場人物の精神的な高揚と崩壊を視覚的に表現している。

特に、主人公・仁が暴力と抑圧の連鎖に巻き込まれ、次第に人間性を失っていく過程は、映像と音響のシンクロによって強烈に描き出される。

​音響面においては、泉谷しげるの『電光石火に銀の靴』や『翼なき野郎ども』といった楽曲が、本作の剥き出しのエネルギーを象徴している。

彼の歌声は、社会からの逸脱を試みる登場人物たちの魂の叫びと共鳴し、観客を混沌とした世界へと引き込む。

泉谷しげるの生々しいサウンドは、単なるBGMではなく、映像と一体化した重要な要素であり、映画全体のスピード感と破壊力を高めている。

また、本作に使われたほとんどの楽曲が、この映画のために創作されたわけではない、という点も石井監督のセンスを表す特筆すべき点だろう。

​さらに、本作は「社会からの逸脱」というテーマを深く掘り下げている。

仁の行動は、警察や右翼団体、さらにはかつての仲間という権威的な存在への反発として描かれる。

しかし、その反発は最終的に彼自身の内なる暴力性へと収束していく。

そして、仁の本質を表すかのように清々しいまでに破壊的なラストシーンは、泉谷しげるの楽曲とともにオープニングのシーンにつながる。

ここには、社会構造への批判だけでなく、暴力が個人のアイデンティティをいかに形成し、そして破壊するかという洞察が見られる。

本作は、その制作手法、主題、そしてエネルギーにおいて、当時の日本映画界に大きな衝撃を与えた作品だろう。

その過激な内容と泉谷しげるの楽曲が一体となった映像は、社会の抑圧に対する若者の反発を鮮烈に描き出すと同時に、暴力の根源と個人の自由の危うさという普遍的な問いを投げかける。

本作は、日本映画史におけるロック及びパンク・スピリットの象徴として、現在もなおその破壊的な輝きを放ち続けている。

2025/08/23

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