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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のDTAKのレビュー・感想・評価

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)
4.0
【実は初めて原典にあたった感想】
20年以上も前のアニメだというのに(しかもセル画だというのに!)その映像表現が古びていないなー、とただただ感銘を受けた。

確かにSEがロボットものアニメ感あるのはクスッとくるけど、 ラストの戦車が薙ぎ払う機関砲の音響効果は思わずゾッとするほどの怖さを掻き立てる。

続編の『イノセンス』では鼻についた引用だらけな台詞回しも抑えられていて、ちゃんとエンターテイメントに収まってるあたり好感が持てます。

草薙素子の田中敦子さんの演技も、この当時は少し感情がこもっていて、「少佐ってもっと冷酷じゃなかったっけ?」と思うがそれも時代でしょう。

『攻殻機動隊』シリーズの入りがTVシリーズだったのでむしろこっちが原典だという事実にひれ伏している…
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