このレビューはネタバレを含みます
開始から54分くらいまで、ほぼ狭くて暗い洞窟の中なので、何が起きてるか・どんな表情かも分かりづらい。女性ばかりで似たような名前・似たような服装だから暗いと余計に見分けがつかない。
主人公のサラが地底人？と戦ってる途中に血の池に落ちてヌーッと頭を出すシーンは「地獄の黙示録」まんま。
あれは地底人なのかどうか知らないが、「アイ・アム・レジェンド」のダーク・シーカーにそっくり。
主人公が夫と娘を亡くして人生に行き詰まった閉塞感、友人同士の絆も洞窟探検で変わっていく人間関係の閉塞感、暗くて狭い洞窟自体の閉塞感と、全てにおける「行き詰まり閉じ込められた息苦しさ」を感じた。
最後のサラの目力の強さは、どんな事をしてもここから生きて脱出してやるという強い意志の表れだと思いたい。だってサラが死んだら娘の法要誰がやるのよ…頑張れサラ。
※ 2019.12.30追記:ホラー映画で生き残るファイナルガールについて年代別一覧表にしたブログを発見。そこではサラは「生存」に分類されてました。意外、でも嬉しかったり。
https://www.halloweencostumes.com/blog/p-804-horror-movie-final-girls-infographic.aspx
