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シャオ・メイ/ローマ大決戦の作品紹介

シャオ・メイ/ローマ大決戦のあらすじ

若き中国人女性シャオ・メイ【蕭梅】(リウ・ヤーシー)は、行方不明の姉を捜すためローマへとやって来た。だが彼女が足を踏み入れた移民地区は、売春や人身売買がはびこる危険地帯だった。そこで食堂を営むマルチェッロ(エンリコ・ボレッロ)と出会ったメイは、彼の手を借り、姉を救うため、高級中華料理店〈紫禁城〉を根城にする凶悪犯罪組織に立ち向かうが―。

シャオ・メイ/ローマ大決戦の監督

ガブリエーレ・マイネッティ

原題
La città proibita/Forbidden City
製作年
2025年
製作国・地域
イタリア
上映時間
138分
ジャンル
アクション
配給会社
インターフィルム

『シャオ・メイ/ローマ大決戦』に投稿された感想・評価

3.2
イタリア映画祭2026にて。

カンフーバリバリの中国と思いきや、ローマでした、というのが良かった。監督もブルースリーに憧れて作ったとか。

一人っ子政策のもと、隠された妹シャオ•メイは、姉の行方を追ってローマに来ていた。そこで知り合った料理人マルチェッロと組みながら、姉を殺したラスボスを狙う。

カンフー部分は迫力があり見応えあり。特に主人公が赤いドレスをはためかして蹴りを入れるシーンはキレイ。一方で、ローマの休日もどきのラブストーリーを途中で入れてきて、相手役の復讐やオペラ風のクライマックスまで用意しているの、ジャンル繋ぎ目の違和感と、長さを感じた。いやしかし、日本人には馴染みのない作品のオマージュが多く含まれていたらしいので、それを知っているイタリア人が見たらスムーズだったのかも。
OKu. 26-22。イタリア語、中国語、英語字幕。冒頭、最高の本格クンフー映画で、あっという間に引き込まれる。イタリア映画とは信じられないところが拍手もの。ところが進んでゆくほどにローマはエスクイリーノ地区のマルチエスニックな迷宮に飛び出しちゃうから、ここでもう一度拍手。そして当然ながら、袖振り合うも多少の縁というお話が語られてゆくのだけれど、どっちかというすれ違いどころか、どなって殴りっぱなしと、どなられて殴られっぱなしの平行線。

いやはや、それにしても、あの地下通路はみごとでした。ローマ・テルミニ駅に実際にある地下通路だというのだから、これまた驚き。あれは最高に映画。映画はこうでなきゃというロケーション。

主演のふたりはほぼ新人。でもそれが実に良い。マルチェッロの依代となったエンリコ・ボレッロの擦り切れた頼りなさぶりにもかかわらず、可愛いやつなんだよね。なにせ料理ができる。そしてメイのヤシ・リュー(Yaxi Liu)のクンフーの達人ぶり。なにしろディズニーの『ムーラン』(実写版)のスタント・ウーマンなのだという。けれども演技はほぼ初めての初々しさが、ほとんどオードリー・ヘップバーンみたいに神々しい。

新人だけじゃなくて、実際のアジア系ラッパー(Roberto He)も登場するし、アフリカ系、アラビア系など、まさにマルチエスニックな市井の人々の笑顔がこの映画のもうひとつの主人公。まさに今のローマ、今のイタリアだよね。

3人のベテラン俳優も実に見事。サブリーナ・フェリッリの計算ができない美しいお母ちゃんぶり。マルコ・ジャリーニの強烈なローマ訛りのヤクザぶりが最高なんだけど、デ・アンドレの『Canzone dell'amore perduto』を弾き語りで歌っちゃうところなんて味がありすぎて拍手しちゃったよ。

https://www.youtube.com/watch?v=uoIR_lRUQ-A

そして、イタリアではテレビのモンタルバーノ刑事のシリーズで有名なルーカ・ジンガレッティ。短いけれどマルコ・ジェリーニの相手役としてしっかり重しを聞かせてくれている。この3人が、物語を思いっきりイタリアらしい味つけにしてくれちゃうんだよな。

2時間を超える長さは長いと言えば長いのだけど、いったいこの話どうなってゆくのかと気になるから、ぐいぐい引っ張ってもらえる。これはおすすめ。まさにイタリア式カンフーアクションものだと思っていると、やがてジャッロというかイタリアン・ミステリーというか、任侠ものというか、男も女もバカよねというか、そんな世界に連れて行ってもらえる。

そうそう、最後のオチを一言でいうなら、「料理する男は、ひとつまみの勇気で、幸せになれる」かな... (^^)/

イタリア映画祭に来て、それからの公開されるのだね。こいつは劇場でもう一回みたい作品よね。

追記:
原題は La città proibita (禁じられた都市)だけど、これは映画に登場するレストランの名前でもある。それから2006年の張芸謀(チャン・イーモウ)監督による中国映画『王妃の紋章』(原題:満城尽帯黄金甲)が、イタリア語タイトルでやはり「La città proibita」なんだよね。たぶん、意識はしてるんだろうな。

追記2:
衣装が良い。赤いスリットのはいったチャイナドレス。あれでのアクションは狙ってるよね。そして狙い通りに歌舞いている。

衣装担当のスザンナ・マストロヤンニは、あのマルチェッロ・マストロヤンニの娘さん(次女)なんだよね。じつは長女のバルバラも映画衣装。ドヌーヴとの3女キアラはご存知の女優さん。ついでにいえば、マルチェッロの弟は有名な映画編集のルッジェーロ・マストロヤンニ。映画ファミリーなのよね。

追記3
一人っ子政策という壮大な実験に対する皮肉な眼差しも、悪くなかったな。
中国の一人っ子政策のため存在を隠されて育ったメイが姉ユンを探すためローマに向かう。
「フリークスアウト」「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーク」のガブリエレ・マイネッティ監督作。

イタリア語を話せないメイがスマホの翻訳機能を使って話しているのが現代ならではだなと思う。
メイが育った境遇が悲惨。実際どうなのかはわからないが、あの中国の政策の下で二人目として生まれたら里子に出したりするんだろうか?もしくは劇中みたいに存在を隠して育てたんだろうか?…と想像したり。

ユンはなぜイタリアへ渡って姿をくらましたか。悲劇あり、復讐とロマンス、姉妹愛にグッと来ながらも、アクションも多く、わりと楽しい映画だった。

メイと徐々に心を通わせるマルチェロの存在が良かった。