魔像の作品情報・感想・評価

「魔像」に投稿された感想・評価

林不忘原作、戦前から何度も映画化されているお馴染みの時代劇
主演は大友柳太朗、ヒロインに高千穂ひづる、花柳小菊

簡単にストーリー言うと
いじめられた主人公がブチ切れていじめた十数人に復讐するお話
逃亡中に瓜二つの喧嘩屋と出会い意気投合、2人で協力しながら首を取っていく
そんな事件の結末には南町奉行大岡越前の裁きが控える、、、

最近では若富版、あとは同じ大友柳太朗主演の「血文字屋敷」なんかも見ているので、お馴染みの流れ、全く同じオチなのでストーリーに関しては特に思うことはない

ということで感想はほとんど比較とか出演者の細かいところ
いきなり主人公の結婚シーンから始まるのはなかなか新鮮、そして眉剃りお歯黒姿の高千穂ひづるも注目
いじめのシーンは他のリメイク作に比べると控えめであっさりか、それだけに尚更過剰な報復に思えたり
ただの腹いせ復讐ではなく腐敗した武士道を正すとかの大義名分が語られるけど違うと思うw
あとは花柳小菊が相変わらず良い、「あいよ!」とか「よぉ」とかが似合いすぎ
こういう役と言葉遣いさせたら淡島千景と甲乙付けがたいなーって思います
前に見た工藤栄一『血文字屋敷』と同じ話、丹下左膳の林不忘が原作で戦前からリメイクしまくりの人気作。
職場で18人の同僚から苛め抜かれた大友柳太朗の侍が城中でイジメの首謀者を殺害、瓜二つ(二役)の浪人 喧嘩屋右近の協力を得て残りの17人を一人また一人と惨殺していく話。
時代劇では死が日常茶飯事で生首投げ込むような殺人鬼の大友にみんなが同情するよう上手に作られている。
最後の大岡裁きに注目!

モノクロ1956年11月28日 公開