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ナショナル・シアター・ライブ「西の国のプレイボーイ」

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ナショナル・シアター・ライブ「西の国のプレイボーイ」の作品紹介

ナショナル・シアター・ライブ「西の国のプレイボーイ」のあらすじ

パブを営むペギーン・フラハティの日常は、ある若者の出現によって一変する。その男はパブに足を踏み入れるなり、「自分は父親を殺してきた」と告白したのだ。しかし、殺人者であるはずの彼は忌み嫌われるどころか、村の英雄として祭り上げられ、人々の心を掴んでいく。ところが、そこへ予期せぬ二人目の男が現れたことで、事態は思わぬ方向へ進んでいきーー。 演出のカトリーナ・マクラフリンが、秘密に満ちたこの物語を、ダークでコミカルなタッチで描き出す。

ナショナル・シアター・ライブ「西の国のプレイボーイ」の出演者

ニコラ・コークラン

アイナ・ハードウィック

シヴォーン・マクスウィーニー

原題
National Theatre Live: The Playboy of the Western World
製作年
2026年
製作国・地域
イギリス
上映時間
150分

『ナショナル・シアター・ライブ「西の国のプレイボーイ」』に投稿された感想・評価

パブの主人(ペギーンの父親)の酔っ払った演技が面白い(本筋とは関係ないが)

父親を殺害して逃亡していると告白したクリスティが英雄視されている事に少し戸惑う

実はとても気弱な青年の気が大きくなったり萎んだり自分を取り巻く環境によりいろいろに変わる所が面白い
わき
4.0
詩的な台詞回しは美しいと感じつつ、途中でちょっとくどいと思ってしまった!笑

​退屈な日常を紛らわせるために、村人自身が進んで「物語の共犯者」になっていく一面もあり、自分たちがスカッとするエンタメとして嘘を欲望してた。

​人は自分が信じたいことを信じてしまうことを上手くコメディテイストで表現した作品でした!
3.8
National Theatre Live in Japn 2026の新作第5弾✨

アイルランドの片田舎が舞台🇮🇪父親殺しで逃げ込んで来た気弱な青年を逆に英雄として迎え入れる独特のユーモアと皮肉に満ちたコメディ🎭

去年2025年12月〜今年2026年2月まで英国リトルトン劇場で上演していたプロダクション✨

物語は主人公クリストファーが逃げ込んだ酒場を舞台に展開するので、セット転換はなし。
そこに酔っ払いたちやクリストファーの噂を聞きつけ押しかけて来る人々が入れ替わり立ち替わり現れる演出。

ヒロイン・ペギーン役を『ブリジャートン家』のペネロピ(ニコラ・コクラン)が演じてるけど、ペネロピとは印象が違って田舎の酒場の娘としてすれっからし感が出てる😋

「父親を殺して逃げて来た」と現れた若者を匿うだけでなく勇敢な行いだと好意的に受け入れる。
本来なら重罪であるはずの殺人が、退屈な村の人にとっては勇敢でドラマチックな英雄譚として次第に話も大きくなっていく奇妙な展開🌀
逃亡犯を英雄かスターみたいに持て囃すのは『ナチュラル・ボーン・キラーズ』を思い出した🕶️

特に村の若い女性たちがチヤホヤして、彼の周りを取り囲むし、クイン未亡人は彼を本気で口説こうと躍起になり、ヒロイン・ペギーンもまた彼に惹かれ結婚まで考え始める❣️
1907年の初演時は「アイルランド女性の貞淑さを汚している」として劇場で暴動が起きたらしい😳🌀

クリストファーは登場時、気弱で怯えていたが、チヤホヤされると次第に調子づき、英雄気取りで自らも振る舞うようになる。
元々の体格の良さも手伝ってか、村で開催された競技大会では負けなしで更に自信を付けていく💪
周りからの扱われ方で、人って大きく変わるものだって普遍的な人間の在り方を面白おかしく描く。

それでも決してクリストファーは本物の英雄になったわけではなく、英雄像は人々に作られた虚構に過ぎない。
真実が見えた時に人は冷酷に手のひらを返し態度を変える。
他所の揉め事や凄惨な事件は面白おかしく聞いて持て囃せても、自分たちの目の前で繰り広げられる暴力や自分たちに火の粉が降りかかるような事になると、途端に目くじら立てて避難するのが人間てもの。

クリスティは愚直に、皆んなが求めるものを嘘から現実に変えようとしただけなのに、なぜなんだ?てラストの展開が皮肉的でひっちゃかめっちゃか😂
そんな人間の身勝手さをこれでもかと描くのが面白かった😌

キャラクター的に強かで機転が効き立ち居振る舞いが見事なクイン未亡人が好きだったわ😋
誘導がうま過ぎて🤣
あといっつも酔っ払ってるペギーンの父親ね🥴🍺ww

劇中演奏する音楽隊が奇妙な藁葺きの帽子やらを被って登場し、舞台上を歩き回りながら演奏を始めるのだけど、これがまた奇妙で少し不気味🌀
アイルランドの伝統的なWren Boysをモチーフにしてるらしいとパンフ読んで知ったけど、実際の伝統行事でも歌って、踊って、楽器を演奏しながら家々を回るという賑やかなお祭りの一部らしい。
それと合わせて紹介されてたmummingという伝統芸術もやはり藁の被り物とかして演じる伝統芸能らしいけど、「偽の死と復活」を扱う寸劇があるらしく、その辺もストーリーにリンクしてて面白い演出だった🎶

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