ーcoyolyー

幻の薔薇のーcoyolyーのレビュー・感想・評価

幻の薔薇(2009年製作の映画)
3.3
なんだかとってもエリック・ロメールでした。ロメール亡き後もフランス映画の伝統の一つとしてこういう映画が作られ続けるのはとってもいいなと思った(これ2009年公開作品だから2010年没のロメール実際はまだ生きてるんだけど細かいことは気にしない)。

特にすごく好きだというわけではないんですが、エリック・ロメール的な映画が存在し続けて新たに生み出され続ける社会には余裕があっていいなと思うんです。こういう映画は余裕がなくなったら真っ先に切られて居場所がなくなって排除されてしまう類のものだから、世の中にあってくれてあり続けてくれてありがとう、と思う。

この映画のレア・セドゥ(ノーブラ仲間)に関しては園芸楽しいぞ!とだけは言いたいですね。趣味の園芸楽しんでる身からするとあの辺の話めちゃくちゃ食いつきますし、なんなら今私が毎日頭を悩ませているいちご(バラ科)がナメクジに食べられてしまう問題について対処法をご教示いただきたいです切実に。私が食べる前に全部ナメクジがね!食べちゃってね!憎いんだよ!
ーcoyolyー

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