家電メーカーの社員が「三ヶ月で二足歩行ロボットを作れ」と社長に無茶振りされ、取り掛かるもお披露目まであと一週間というところで暴走、墜落、大破。どうしようも無いので、ロボットの外装に老人を入れて乗り切ろうとする。
ミッキーカーチス演じる鈴木老人(ロボットの中の人)がお茶目。すぐに調子に乗ったり、ボロを出しそうになるところが面白い。孫に弱く、そしてその孫に相手にされていない所も良い。
好きな場面は大学のゼミで講義を行うシーン。ロボットの構造について尋ねられて、「逆にどうなってると思う?」と聞き返しながら学生にヒントを貰うという小賢しいテクニックが好き。
面白いけど、同監督の「Wood Job」やら「ウォーターボーイズ」と比べるとやや薄めの印象。
最初に観た時、吉高由里子を見て、失礼ながらとてもアンリアルな存在だなと思った事は覚えている。