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「ロボジー」に投稿された感想・評価

JUN

JUNの感想・評価

3.9
2020.03.28

矢口史靖監督案件第3弾。

新作ロボットの展示会のために二足歩行型ロボット「ニュー潮風」の開発を進める木村電気の社員たち。
しかし展示会直前になっても開発は進まず、途中まで製作していたロボットも事故で壊れてしまう。
苦肉の策でオーディションから選ばれた老人・鈴木にロボットの中に入ってもらう。
展示会の一度きりかと思いきや、鈴木が展示会で予想外の動きを見せたためにニュー潮風は話題となり、社員たちは鈴木にニュー潮風を演じさせ続ける。

矢口監督らしい独特な導入から、次第に本当のロボット開発に取り組もうとする木村電気の社員たち、家族からの信頼を取り戻そうとする鈴木、ロボットに愛情を持っているからこそ鈴木たちの所業を許せずに真相を暴こうとする女子大生の佐々木など、それぞれの思惑で立ち回るキャラクターや、それらが一本にまとまっていくストーリーもあってコメディには収まらない傑作になっていたと思います。

終盤の展開では佐々木と地元ケーブルテレビのキャスター・弥生目線の展開が続いたため、いつ鈴木と社員たちがあの作戦を練ったのかがわからないのが少しもやっときましたが、エピローグに改めてちゃんとしたロボットを開発する佐々木含めた木村電気や、結局失敗してまた鈴木に頼ることになる展開もあってコメディらしいいい終わり方だったと思います。
はけ

はけの感想・評価

2.7
あらすじ
二足歩行ロボットの開発を命じられた家電メーカーの社員たちが、ロボットを開発するものの事故で大破。
その場しのぎで中に人を入れてお披露目したら、あまりの高機能に一躍有名になってしまった。

感想
ギャグも楽しいし、つまらなくはないんだけど、なんか全体的に消化不良。
クライマックスに近づくにつれてどんどん失速していく印象。
なんでなのかは自分なりに分析出来てるんだけど、ネタバレになるので下の方に書く。
印象はよかったんだけど、濱田岳の存在にかなり助けられてる感ありますね。
「いい質問ですね」が一番笑った。


以下ネタバレ

結局最後まで、バレなかったってところが一番消化不良感を作ってるんだと思う。
こういう隠し事をする話って、バレる部分も大きなカタルシスになっているのではないか?
そしてそこで起こった事を、どうまとめて納得させるかもシナリオに期待する部分。
そういう、一番大きな盛り上がりを避けてしまったところに、いまいち落とし所をうまく定められなかった感じがしてしまった。
バレなかったせいで、まともにロボットを開発する流れも消えて、おじいちゃんとのその後の関係も、本編での延長で終わる、という中途半端な感じになってしまったのではなかろうか。
できればもっと前向きに登場人物達が関わっていくラストが良かった。
もう何から何まで無難な邦画コメディ。

アイディアすら、
まぁあるんじゃないって感じだった。

クソ面白くないわけでもないが、
劇場まで行く気もしない。

土曜9時を完全狙ったかのような作品。

3人の研究者も個性が均等で足を引っ張らない、吉高由里子もまぁまぁな変人っぷり、無難だ。

ただミッキーカーチスのあの声はいちいち笑いを誘ったwww
DVD📀所有、再鑑賞。「ハッピーフライト」の矢口史靖脚本・監督作品。ミッキー・カーチス、吉高由里子、濱田岳主演映画。
会社の宣伝のため、わずか3か月の開発期間で二足歩行型ロボット「ニュー潮風」を作るよう社長から命じられた、木村電器社員の小林、太田、長井の3人。発表の場であるロボット博覧会開催の1週間前、せっかく作ったロボットが不慮の事故により暴走し、窓からコンピューターもろとも地上へと落下。ハードウェアは骨組みごと木端微塵に大破し、ソフトウェアも全損してしまう。
解雇を恐れた3人は、残されたニュー潮風の外装に人を入れてロボット博を乗り切る事を計画する。

ロボットの中にミッキー・カーチスって(爆笑)まぁ頭を空にして観てくだされ(^^)
邦画は何がダメって言えば、わざわざ映画でやるような大した映像でも内容でもないものをやるところ。

二時間のスペシャルドラマでええやん

大画面でやる意味あんの?

話はそこそこ面白いと思う。

吉高由里子カワイイかったから☆増し

てか、もう邦画ってただのタレントのイメージビデオやろ
akemi

akemiの感想・評価

3.5
専門分野ではないにも関わらず、社長からロボット製作を任されてしまった3人。
ロボット発表間近になって、作りかけのロボットが全壊。
追い込まれた3人はロボットの中におじいさんを入れることに!🤺
ゆるい感じで まあまあ面白かったです。
社長にロボット開発の無茶振りされるメーカーサラリーマンと孤独な老人の悲哀を描くドタバタコメディ。シロモノ家電メーカーが作った人型ロボット「ニュー潮風」の哀愁漂うデザインが秀逸。繰り返される転落事故が愉快。ロボットの内部が人間であることがいつバレるかハラハラする影武者ものに似た面白さ。ミッキー・カーティスってよく自主映画に出てる印象があるくらいで、魅力が分からんかったが、主演した本作では偏屈な老人を好演。開発者たちの弱みを握ってだんだん遠慮なくなってく感じが面白かった。ヒロイン吉高由里子のこういうコメディ芝居好き。メインキャストが濱田岳やチャン川合と作業着姿の冴えない男達ばかりで華がない。よくこんな地味な企画が通って制作できたなぁと感心する。
設定はバカバカしくて面白いんですが登場人物やストーリーがどうにもバカになりきれていないというか。
どこか辛気臭い雰囲気でキャラクターも皆微妙に性格が悪くイマイチでした。

へっぽこ開発者3人とおじいさんがきちんと「仲間」になるようなシーンがなく最後まで微妙な関係なのが気になりました。
というかそもそもあの3人ですらこの話を通して絆が深まったわけでもなく、おじいさんと家族にせよ、あの女記者と女子大生にせよ、全体的に人間関係がフワっとしてます。
その微妙な関係が笑いになっているわけでもないので、ただただ微妙な気まずさが作中ずっと続いている感じ。

コメディだからこそキャラクターが成長するドラマを気持ちよく観たいという気持ちがあるのでそういう意味では今作は全然合わなかったです。
かと言って”そんなんどうでもいいじゃん!”って笑い飛ばせるほどの笑いも勢いもなく。

大学でのグダグダな説明会とオチは良かったですが笑
tak

takの感想・評価

3.3
矢口監督の映画は毎回日常を忘れさせてくれる楽しさがある。「ロボジー」も例外ではない。上司に無謀なロボット開発を任された木村電器の冴えない3人の技術者。ところが完成間際のロボットは故障してしまう。3人は着ぐるみショーと偽り、ロボット”ニュー潮風”の中で演技してくれる人を探す。そこに応募したのは、隠居して暇をもてあましていた老人鈴木重光。体型も問題なく、金属アレルギーもなかったことから選ばれてしまう。ところが出演したロボット博で、予定外の行動をとってしまったことから”ニュー潮風”は世間の注目を集める存在になってしまう。秘密を明かせない3人と、彼らと行動を共にする鈴木老人の綱渡りの日々。ロボット博でニュー潮風に危ないところを助けられた女子大生葉子。彼女が次第に真実に近づいてさらなる危機へ・・・。その騒動の顛末が実に楽しく、飽きさせることはない。

異なる世界に生きる者が出会うことの面白さ。それは女子高生がジャズに夢中になる「スウィングガールズ」にしても、シンクロに挑む男子高校生の「ウォーターボーイズ」にしても然り。「ロボジー」は、日々を楽しみもなく過ごしてきた独居老人と冴えないロボット技術者たちの出会い。それは人間関係に思いもしなかった化学変化をもたらす。そんな楽しさの一方で、きちんと現実を踏まえているのも矢口作品の魅力。本作では、特に独居老人のさみしい思いがきちんと描かれているのがいい。それ故にラストのニターッとした笑顔が効いている。エンディングで流れるスティックスのカヴァー(♪ドモアリガット、ミスターロボット)は、ミッキー・カーチス(五十嵐信次郎)氏自身が歌っているなんて嬉しいじゃない!。
イカサマがバレてクビになるかと思えばより注目されてしまう、逃げ出そうとするも警官に遭遇し先導されてしまう、質疑応答で窮地に立たされるもそれがロボット製作の起死回生となる、といった風に話の転がし方が上手くてユーモアもある。照明が結構ヤバいけど語り口が良くて楽しめた。
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