偽名祐司

トランスフォーマーの偽名祐司のレビュー・感想・評価

トランスフォーマー(2007年製作の映画)
3.8
「最後の騎士王」観たんで振り返って最初から記録していこうかと。冷静に思ったが実はマイケル・ベイ監督って凄い才能ありますよね?(あらゆる意味で)って事で第1作。多分一番バランスが良くお勧めしやすい作品。

タカラトミーの玩具が発端のこの作品。玩具触った事ある人は知ってるかも知れませんが、実は難易度とかあって高難易度とかは説明書無いと変形させられません。そんな話はさておいて。

ベタで解りやすい「口から先に生まれた」系の高校生サムが持ち前の口車と行動力で初めて手に入れた彼女を作るための車。その車は自分で動く車でした。ってのと撃墜されたはずの軍用ヘリが変形ロボットになって軍基地を襲いだす。という二つの話から始まる奴です。いつものです。

トランスフォーマーという以上外せないのが変身シーン。これがもう恐ろしく細かい上にガッチャガッチャと動き回ります。パーツ全部個別にバラしてやってるんじゃないの?って位。このシーンだけでもファンにはたまりません。そしてロボットの大きさを解りやすく見せる為のシーンも多くあり、アクションもよく出来ております。家で隠れるシーン等はやりすぎ感が否めませんが。サムも全力で走り回るし、レノックス(軍人側主役)のアクションも素晴らしいです。両者が合流した時には概ねメガトロン復活して残り30分位になります。これもいつものです。

解りやすく個性豊かなキャラが登場し、アクション凄い、爆発凄い、話は王道(サムが頑張って最後キスする系)、エイリアンでもあるバンブルビーとサムの友情話でもあり。多分一番バランスよく纏まっていますし初見でも大丈夫です。第一作なんで当然ですが。普通にSFロボットアクションモノとして一級の作品だと思います。

ココが凄いよマイケル・ベイ
冷静に考えて凄い点を挙げていこうかと。
毎回凄い爆発と崩壊シーンを恐ろしい規模で見せてくれるけど「人が死ぬシーン、要はゴア表現だったり、血飛沫的な表現をほぼ見せない」ので観客に悲壮感や残酷だ、と感じさせる事をしない。
偽名祐司

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