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つぐない(2007年製作の映画)
3.5
タイプライターを打つロビーとセシーリアが、タイプライターの音の中でリズミカルに交互に映される序盤から一気に引き込まれる。
この場面にしても、ダンケルクでの長回しにしても、この時代への懐古と再現だけに終わらない、新しい感覚の冴え渡る演出に胸が高鳴る。

また、ロビーがレコードで聴いていたオペラ、ダンケルクで歌われる賛美歌、病床で聞かされる月光のエピソード、各人の胸の内の純粋な強い思いと音楽との結びつきが印象的。

wikipediaで確認したら、原作者はまた違う人なのね。メタフィクション。
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