結局カレー

曲がれ!スプーンの結局カレーのレビュー・感想・評価

曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)
2.9
映画サマータイムマシン・ブルースが大好きで同じ劇団作品である今作も観よう観ようと思っている内に公開から9年。というのも予告からなんとなくパッとした印象がせず手を出さないまま放置。だがみてみたら案外面白い。

ただ率直な感想は「やっぱり舞台向きじゃ?」超能力を扱っている作品だから映像でこそ表現できることもあっただろうに特段魅力を感じず主人公ADパートがちょっとしんどい。

エスパーたちのやり取りはさすがヨーロッパ企画ってなる納得の出来で、様々な話が繋がっていくのに比例してどんどん面白くなる。事前の期待値を良い意味で裏切ってくれる話だった。
でもこの作品の良いとこ全部、最大化させる手段として最適なのどれも舞台だと思う。映画化した意味は特に見出せず結論、舞台観たい。になる。