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ドライビング Miss デイジーのmatsuitterのレビュー・感想・評価

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)
3.5
モーガンフリーマンが頑固なおばあちゃんの運転手になるヒューマンドラマ。

素晴らしかったです!!!

好きなところ。

まず1つ目は、脚本。
話がとてもうまくできてる。
2人の関係を描く日常コメディでありつつ、根底のテーマとして黒人差別と高齢化社会も扱うバランスの良さ。
それらが自然に理解できる構成になっているところに引き込まれました。

89年度アカデミー作品賞など最多受賞も納得の完成度です。
作品賞だけじゃなくて、主演女優賞、脚色賞、メイクアップ賞を受賞で、モーガンフリーマンが主演男優賞ノミネート、ダンエンクロイドも助演ノミネート、音楽もハンスジマー。
スキのない布陣が強すぎる(笑)
まさにザ・アメリカな良作です。

2点目はグリーンブックです。
他の映画かよって思うかもしれないけど、観てる途中から、あっこれ完全にグリーンブックじゃん、ってなる。
いやいやむしろこの映画が元ネタで、グリーンブックのほうがひねりを加えた続編て感じ。
それぞれ黒人差別を扱いつつ社会的なメッセージがあって、同じネタで2回作品賞だからね。根深いよね。。

3つ目は、主演のおばあちゃんジェシカ・タンディ。
これでアカデミー主演女優賞を受賞して、そして次作が91年のグリーンフライドトマトなんだけどこれでまたアカデミー助演女優賞にノミネートされるんです。
グリーンフライドトマトが大好きなのでひたすら推していきたい。
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