太宰の未完の小説を映画化。
良かったです！
好きなところ。
演技です。
小池栄子の演技がズバ抜けた輝き。服装もおしゃれで終始惚れ惚れしました。こんなに魅力的だったっけ。。！？私は彼女の底力をわかっていなかったんだなと。
頼りない主役の大泉洋はもはや太宰の分身で、小池栄子との掛け合いが面白くて仕方ない。こういうのが観たかったって感じ。
撮影もかなり凝っていて長回し連発。
特に女医の水川あさみの病院パートがほぼワンショットで最高でした。原作が舞台なので舞台的な大仰さが存分に活かされていて大満足。
苦手なところ。
終盤のオリジナル部分(笑)
やっぱ原作から飛躍しすぎでは(苦笑)
女性が10人出るかと思ったけど出さないんかーいって思った。
余談。
小説は未完だけど抜群に面白いので私は太宰の中ではトップ級に好きなんですよね。（太宰は全部読んだ）
いま調べたらやっぱり人気だったみたいで、私が大好きな羽生生純が漫画化していたり、ケラリーノの舞台でやったりと関連作品が多かった（映画版も原作はケラリーノ）
