ダンスが好きな女の子の愛と青春の物語。
ジェニファー・ビールスがキュートで可愛かった。
ストーリーは単純明快。普段は溶接工として働いているアレックスは夜はバーのステージでダンスを踊っている。いつかプロダンサーになるべく。
スコアは物語よりもはやり、音楽に対しての評価です。今聞いてもやっぱいい。
ダンスも、ちょうどこの時代にブレークダンスやロボットダンスなど今も普通に踊られているようなダンスのはしりだったような気がします。
ダンスシーンは実は3人くらいの人物が踊っている(何人かは実際この作品に出演して踊っています)というのを公開の時に聞いて、びっくりした記憶が…今見たら、確かにというのはありますが、そう感じさせない撮影手法はなかなかだと思います。
後半、恋人になったニックが口添えしてオーディションを受けられるとわかって、怒るアレックス。彼女の気持ちもわかります。他人のふんどしで相撲を取りたくない、あくまでも何もかも自分の実力でと思う気持ち。でもニックにしても、特にダンスを習ってるわけでもないアレックスが普通に願書を出しても受かるわけがないことはわかっている、だけど彼女のダンスのセンスと実力はわかっている、だからこそ、チャンスがあるならと思った行為なんだけどね。何でもいいんだよ、チャンスの神様はどこにいるか、いつ自分のところに現れるかなんてわからないんだから。
そのチャンスも自分の実力だと思えばいい。
そして最後の審査員の前でのダンスシーンは気持ちいいね~。
何十年経っても色褪せないキラキラした青春を思い出す作品の一つです。