ジェームズ・キャメロン監督の作品です。アビスとは、深い底とか深淵と言う意味で、この映画は海溝でのお話です。通常版より長い3時間弱の完全版を見てみました。
米国原子力潜水艦が何者かによって深海に沈没させられ、海底油田採掘基地ディープコアに勤務するメンバーは、救助サポートを依頼されます。そして、リーダーのバッド（エド・ハリス）や妻のリンジー達メンバーの元に、シールズのコフィ大尉（マイケル・ビーン）達が合流します。地上では、米ソの緊張が高まる中、深海では、リンジーが謎の光る物体と遭遇します。
シールズのコフィ大尉が、海底の高圧の影響により、心理的に不安定になっている演技がすごいなあと思いました。彼の表情や動きやちょっと狂った感じがとても怖かったです😰。
この映画は、同じ会社で働く冷めた夫婦が、共に危機を乗り越える事で、相手のことを見直していく所がいいですね😄。その中でも、妻のリンジーの勝気なところはすごく面白いですね。あの言葉と行動力かあると、きっと男性はやられちゃうなと思います😅。
酸素を吸える液体を使う事で、人間が高圧にも耐える事が出来て、深海に行ける技術には、なるほどなあと思いました。
この映画は、ほぼ全編、深い海の中での話です。この映画を見ていると、ジェームズ・キャメロンは、本当に海が好きなんだなあと思いました。「タイタニック」や「アバター：ウェイ・オブ・ウォーター」に、繋がっていく感じがなんとなくわかります。
さて、深海の映像が綺麗だし、ドキドキハラハラさせられるところもありますが、３時間ととても長いので、日曜日とかに気楽にのんびり見るのにちょうどいい映画だと思いました。
