メイプルわっふるG

シャーク・ナイトのメイプルわっふるGのレビュー・感想・評価

シャーク・ナイト(2011年製作の映画)
3.6
サメ映画でいて田舎ホラー。サメジャンルではやや弱めながらも、複数のサメと複合ジャンルという美味しさでカバー。
マリンスポーツの技のキレ、多様なサメの襲い方、ちぎれる四肢、水中檻、陸の孤島、などなどネタは豊富。B級でお得感は大事。

46種のサメと謳っているけれど、登場するのは一部のみで見応えもそれ程なし。だとしても、人気サメの上位を集めた心意気は買ってあげたい。
ちなみにナショジオの特番『サメの生態 TOP10』では「サメは400種以上いる」とのこと。

骨子は大学生グループの湖バカンスという王道ストーリー。メンバー7名とそこそこ居るけれど全員個性(クセ)が強くわかり易い親切設定。

オープニングから曲が好み。「移民の歌」のようなノリ、心地よい音源とビート。ちなみに作中で保安官はヘビメタ好きを公言。制作陣の趣味がだだ漏れ。
ラストにおまけのラップ。楽しかったであろう撮影の雰囲気が伝わってくる。
残念ながら私はラップが苦手のため、4.0以上あったスコアがエンクレ中にカタカタと減少。誠に残念。

見終えた後は『脱出』(1972米)を見たくなること請け合い(私見)。
あとナショジオ『サメの生態 TOP10』は何度見ても楽しいのでサメ好きにはオススメ。


■登場サメ
オオメジロザメ シュモクザメ ダルマザメ イタチザメ ホホジロザメ

■登場人物
男:ムッツリ オタク 黒人 ナルシス
女:ヒロイン ビッチ 黒人男の彼女
地元民:スカーフェイス ヒゲジャンキー 保安官など