メイプルわっふるG

ザ・アウトローのメイプルわっふるGのレビュー・感想・評価

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)
3.8
1年に2400回、週に44回、1日に9回、48分ごとに銀行が襲われる街ロサンゼルス。
伝説の強盗犯が率いるガチムチ集団。型破り保安官率いるマッチョ特捜班。激しいドンパチ必至。

筋肉いっぱいで楽しい。むくつけき男たちの狂宴。
身体がゴツいのでTシャツなのに腕までフルアーマーのようだ。
肉弾戦は少ないものの、銃撃戦の攻防はひりつく苛烈さで見応えがある。

冒頭の強盗件数が計算上ズレているけど集計方法知らないのでスルー。
それと邦題。そこは「ザ」じゃないだろというツッコミ狙っての名付けか。
ただ、無骨な邦題にされたおかげで、却って骨太アクションとして楽しめた気もする。

断然、原題『シーフ(盗賊)たちの巣』の方がお洒落っぽいし、何より意味合いとして上手いのだけど。。上手すぎるせいでナルホド感が半端なく、地味に地雷タイトル。
もし原題のままだったらサスペンス色が出てしまい、激しい撃ち合いやラストの衝撃は和らいでいたかも。

いつも以上に前情報なし(ランダム録画を適当チョイス)で鑑賞。
ホロウェイ&ビスピン選手の登場に驚喜。リアルで声を上げてしまった。でも出番はカメオ並の短さ。
ホロウェイ、配役ハマりすぎ。
ビスピン、口悪いけどやっぱりスーツ似合うなぁ。

もちろんジェラルド・バトラーや50セントの筋肉は良かった。それでもせっかく本職の格闘家がいるのだから、肉弾戦での活躍を望むのは仕方あるまい。
今作が映画監督デビューらしいクリスチャン・グーデガスト。既に50歳超えとのことだけど、ぜひとも格闘家が活躍する作品を手掛けてもらいたいもの。今回の人脈、つなげておいて欲しいなと。


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