このレビューはネタバレを含みます
家出息子ロッキーと間違われたジョナスがロッキーの妹ビリーとデキるけど殺されるお話。メキシコで何故かフランス語な上にスペイン語が混じる。
ビリーの上手いんだかよく分からない表情の作り方が面白かったです。ジョナスもハマってんだかよく分からない。
なぜビリーがロッキー扱いするのか、大きな謎にワクワクしますが、中盤には大したことない理由が分かってしまう。さらに終盤にはビリーが殺してたことも分かりますが、回想の全てをキッチリ見せてくれるのでテンポがかなり悪い。どれも想像つく内容なので、退屈でした。
結局ジョナスと署長が家に辿り着く前に終わる驚き。マラもワレンもリンダも置いてきぼり。マラが最後だけジョナスと呼ぶところだけは良かったです。
地に足がつかずにスッキリしないまま終わってしまった印象でサスペンスとしては弱いんですが、頓珍漢な面白さは少し味わえた映画でした。