ゆりな

レナードの朝のゆりなのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
3.7
あぁ…これは胸が痛くなる、実話に基づく映画。当時アカデミー賞の主要部門を総なめにした作品で、1990年代はこういった撮り方の映画が多いなぁとしみじみ。途中で観るのを辞めてしまった、カッコーの巣の上でを思い出した。

この映画の良いところは、本当に「失敗」はないと実話を持って話しかけてくるところ。
昨日より今日が前進したら、それで良いじゃないか。むしろ完璧にこだわり続け、大事なことを見失う方がもったいない。

これもし当時、映画館で観ていたら。どんな気持ちでエンドロールを眺めていただろうか。
ゆりな

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