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ヴェラ・ドレイクのtorakoaのレビュー・感想・評価

ヴェラ・ドレイク(2004年製作の映画)
3.3
イメルダ・スタウントンさんいい役者だし、クリス・オダウドがちょい役で出てるみたいだし。ということで鑑賞。
クリス・オダウドほんのちょろっと。主人公の息子ダニエル・メイズさん高身長(188cm)なはずだがそれよりデカい(191cm)のがわかる場面だった。メイズさん若くて細長い。団子顔て言われてたw エディ・マーサンも若い。つるっとしてる。
『アリス・イン・ワンダーランド』のイトコの人とか『説きふせられて』ヒロインとか見知った顔がちょろちょろいた。

で、このサリー・ホーキンスの役が結構重要な面を担ってるはずなんだが、主人公のストーリーとうまく馴染ませられてないと思う。主人公と直接関わることはほぼない人物ゆえしょうがないとこもあるんだけど、後半に主人公の話を耳にする場面とかあってもよかったんじゃないかなー。あと斡旋して金巻き上げてた人はお咎めなしなのだろうか。そこらへんの描写ちょろっとでも欲しかったな。
序盤との対比で主人公の存在感を強く印象づけるラストはなるほど。

セル版のみインタビュー収録されてて、それによると簡単な人物設定を説明されたのみでリハーサルでの俳優の即興を基に作り上げていったのだそうな。長い準備期間があり、そこで監督と俳優が登場人物を作り上げていったみたいな話をしてた。警官がやって来る場面は家族達は誰かが来るとも何とも知らされておらず、警官達は誰が目的の人か知らずに来た、という状況だったらしい。脇の人達の描写が不足してる感じはそこらへんが理由なんだろうか。
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