ぐりんでる

悪魔のいけにえのぐりんでるのレビュー・感想・評価

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)
3.9
こんばんわ!今回はビビりんご王🍎だけでなく、ビビらんゴリラ🦍も登場!!最強殺人集団との壮絶な戦いの物語…

前回で怪しいおじさんを斬り伏せた俺は、逃げた12体のゴーストを追ってゴーストランドへ向かった。その道中、俺は妙な男女の集団に絡まれる…

チャラいの「ウェ〜イ俺っちの親戚の別荘行かね?」

いや行かないが、てかお前誰?

ウェイ男「ウェ〜〜イ。マジウケる!!とりあえず別荘の近くにある死体オブジェ見に行って、誘拐事件の周辺散策するべ!まじ犯人見つけたら俺たちまじヒーローじゃね!?」
ウェイ女「まじけんじヒーローとかまじウケる〜〜でも、そんなとこよりバエなとこ行きた〜い〜!ねぇバエ!」

いつの間にかそいつらのワゴンに乗っていた俺は、愛想笑いでおどおどしながら話を聞いていると、この地区では最近墓荒らしが頻出し死体をほじくり返す事件がよく起きているという。また若者の集団が行方をくらますという事件も度々発生しているらしい…
てかバエってなんだよ…ハエが好きなのかこいつ…

俺は期せずして、”伝説”と対峙することになる……


ホラーチャレンジカップ 第2章

13話 血の女王


ウェイ男「え〜撤去されてんじゃ〜ん!死体オブジェ!」
警察関係者や遺族が墓地に集まって捜査やら後処理、供養などをしているようだっった。するとこちらのワゴンに1人の女が近づいて来た。
「何あんたら不謹慎だね、遊びに来たなら今すぐ消えな!!!」
ウェイ男「わ、わかったよぉ〜しゃぁ!とりあえず一回別荘で遊ぶべ!」
一同「ウェ〜〜〜イ!」
しかしすごい迫力の女だったな🤔

人里離れた湖畔の別荘につくと、そいつらは近くの湖に遊びに行くと出かけていったので、1人あたりを捜索することにした。ゴーストかわからないが、妙な匂いがする。

しばらく歩いていると、急にすごい悲鳴が辺りに鳴り響き、徐々に近づいて来た。
女が空気を裂くような悲鳴をあげながらこちらに走ってくるのだ。あの子はさっきのウェイ一派の!これは尋常じゃない。
おいあんた大丈夫か!?

「キャァぁぁぁああああああ助けて、助けて早くお願い!!!」

俺は何があったか聞く前に、女の後を息荒げに追ってくる巨体を見て全てを察した。そいつは不気味な生気のない人間の顔面の皮のようなマスクを被り、チェーンソーを振り回しながら迫ってきた。

俺は女の手を引きとんでもないスピードでその場を去る決断を下すが、
ウェイ女「けんじたちがあいつらに捕まったの!!目の前で首をきられて!!あああ!私逃げてきて、でもみんな置いてきちゃって、あああ、私、私、あああああああああごべんなざぃいぃぃぃ」

やばいことになったな。かなりのバカだったがそんなに悪いやつらではなかった…助けなければ

なんて思っていると、俺はかなりのスピードで走っていたはずだがチェーンソー大男はすぐ背後に迫る。ちっ…動けすぎるデブめ…やるしかねぇか


俺は盾★を引き締め、勇敢な佇まいで女の後ろに立った。

ウェイ女「え?まじで言ってんの!?」

あ、すまん間違えた。前に立った。

ブィィィィィィイイイイン、激しく無秩序に振り回されるチェーンソーは、俺に狙いを定め、振りかかる。俺は刃を受ける体制を取った。

ガキィィィイイイイン!!!!!!!

ヴィブラニウム合金の盾と古く錆びていても確かな殺傷能力のある回転鋸の刃が激しくぶつかり火花を散らす。…なんてパワーだ…!!!!!しかもよく見たら顔こえぇぇ!!
俺はチェーンソーを払い膝に蹴りをお見舞い!太い唸り声を上げながらグラっと体勢の崩れたデカブツの顔面に、重ねて飛び膝蹴りを喰らわそうと思いっきり飛び上がった。

しかし、急に足を引っ張られものすごい情けない感じで地面に落下してしまう。んぎゃっ!!ゴツっ★ぴよぴよぴよ🐣🤪〜🐣🤪〜🐣🤪

地面に顔面を強打した俺は、小汚い男に足を掴まれていたのを確認した後、頭をぶん殴られ意識を失う……守れなかっ…カクン

😪😪😪

目が覚めると、眼前には気色の悪いオブジェが並ぶ長テーブル。その先には4人の男が食卓に並んでいた。さっきのチェーンソー大男と小汚い男、と小汚いおっさん、それにミイラのようなじじい…いや、あれは死体か?人形か?
そして俺は椅子に縛られていた。って、うぉぉおおおおおおお肘掛けが人間の腕じゃねぇか!!!
小汚い男「うぇえええ!こいつ目醒ました!ぐふ!うぇへへへ」
小汚いおっさん「お前は黙ってろ!ぐふ、なぁ兄ちゃん、悪いようにゃぁしねぇさぁ」

なんなんだテメェらは……さっきの女も他の奴らもどうした…!?😡

部屋を見回してみると、何かの骨やら皮やらが大量に吊るされている。壁には様々な動物の頭蓋骨が掛けられている…こいつらはやばいな…死体も若者失踪も犯人はこいつらで間違いないだろう…

小汚い男「ウェヘヘへへへへ!ウェヘヘへへへ!じい様こいつ!こいつはじい様に殺してもらおう!!その前に…」

俺はチェーンソー大男に羽交い締めにされ、じい様と呼ばれるミイラみたいな男の前に連れていかれた。

小汚い男「殺しは銃じゃダメだ!!ハンマーで頭を殴るに限るウェ〜〜ヘヘへへへ!」
そう言いながら、じい様とやらにハンマーを持たせようとするが、当然死体のようなじい様はハンマーをポロポロと落とす。それを何回も何回も…なんだこいつら…完全にイかれてやがる…

ん?というかよく見たらじい様とやらがゆらゆら自らの意志で動いているように見えて来る🤔いや流石に錯覚か、どうやらよほどひどく頭を打ったらしいな…いや、動いてる。間違いなく動いてる!なんだこいつは!!やばすぎる!!!!!

と俺は不覚にも吹き出してしまった。

小汚い男「おぉい!!じい様を笑ったのか?ゆるさねぇ!殺しちまおう!!ぶっ殺しちまぇぇえ!!」

チェーンソー巨漢は電動の刃を激しく鳴らし鼻息荒くチェーンソーを振りかぶった。

くっ……

ヴィィィィィィィイイイイン!!!!!

これまでか、俺は、弱かった……

まさに鋸の刃が首もとに迫る瞬間、爆風で何かが激しく砕かれ吹っ飛ぶような音が聞こえ、チェーンソーの音も遠のく。

小汚いおっさん「お、おいなんだお前…う俺の家をぶっ壊しやがって!!!!!!」

「なぁに!?私のこと忘れたわけ?あの時の、お礼をしにきたのよ」

!?!?あんたは…

「あらぁ、お取り込み中だったのね。あなたたち、だから消えろと言ったのに」

墓場でウェイ一派を叱った女だ…何者なんだこいつは!?

小汚い男「こ、こいつぁ!!あいつだよ!!この前取り逃がしちまった!あいつだぁぁあ!」
小汚いおっさん「な、なに、全く別人みてぇじゃねぇかぁぁ!!」
チェーンソー巨漢「うぉぉ!うぉぉお!」
じい様 ゆらゆらゆらゆら

「たっぷりとお返ししてあげる…ペロン」
その女は舌舐めずりすると、ナイフを出し一瞬で小汚い男に間合いを詰める🔪

小汚い男「え?」
一瞬の出来事だった。男の喉元はすっぱり裂かれおびただしい血を吹き出しながら体は崩れ落ちた。切られたことも気付いていないのか、何かを話しているが、それを聞き取る間も無く、今度はあっという間に小汚いおっさんの方へ間合いを詰める。

小汚いおっさん「え、お、待ってくれぇ、落ち着いてくれ、なぁ話をしようじゃ……ねぇぇか!!」
おっさんはそう言いながらハンマーを振るったが余裕でかわされ女はおっさんの背後に回った。

「私ね、あんたたちのおかげで変わったのよ…あの時、あんたらから逃げて、生きてる快感で笑いが止まらなくなったの…血塗れの私は”血の女王”と呼ばれた…世間は私を精神病患者として事件を追いもしなかった…だから、悪いやつらを自分の手で葬ることにしたの。生きている者も死んでいる者も…狩り続ける」

小汚いおっさん「あ、あ、あ、あ、あ、やめてくりぃよ…頼むぅ、ウィンナーあげるから」

チェーンソ巨漢が反応し女に襲いかかろうとしていたので、俺はふん!!😤と踏ん張って拘束を解きチェーンソー男を止めに入った。

「あらぁ!あなたたちは私のお願いは聞いてくれなかったのに…

私の美学はね、のどちんこを切り裂くこと…♡出来るだけ長く苦しめるような深さで切り裂くの…♡」

ヒュッ!!!(斬)スパァァ…
おっさんはのどちんこを切り裂かれ、崩れ落ちた。

チェーンソー巨漢「うぉぉぉ!うぉぉぉお!!」

「そのまま抑えてて!!こいつの肉は厚い」
女はどでかい牛刀を取り出し、俺は巨漢のフルパワーに振り飛ばされてしまった。チェーンソーが激しい電動音で女に迫る。女はすっと目を閉じた。

おい!!あんた!!!!!!

女は一瞬で巨漢の真上に飛び上がっていた。巨漢の被っていた趣味の悪いマスクを剥ぎ取りながら。
巨漢は何が起こったのかわからず目をパチクリしながらキョトンとしていた。

「蒸れるからこんなもの取りなさい♡だから肌荒れるのよ…もう今更遅いけど♡」

女は空中から落ちながら牛刀で流れるような所作でのどちんこを切り裂いた。大量の返り血を浴びながら…

「おっと、あんた何踊ってんの?!あの時は私の指しゃぶりやがって」

じい様とか言うやつは両手を上げてゆらゆらしているところ、一瞬で首をはねられていた…

あんたはいったい…

「こいつらにお礼参りに来ただけだから、こいつらは伝説の猟奇殺人集団。こいつらの模倣犯は大勢いるから狩り尽くさないといけない…

あ、私はのどちんこキラーレナ」

そう言ってレナはまだ生きていたウェイ一派の女を救出し去っていた。俺はただあっけにとられただけであった。

レナ「それと知らない人の車に乗るのも、乗せるのもやめたほうがいいよ。それじゃぁまたどこかで会ったらよろしくね」

ウェ、ウェ〜イ!


感想:題材の割に意外とグロくなかった。古き良きホラーって感じで面白かった。
一番怖かったのは、捕まった女の人がひたすら悲鳴あげまくるシーン。目が、目が怖いw
そして、じい様やばすぎwなにあれどういうことなのかだけ教えてくれwこれにはめちゃくちゃ爆笑🤣

実在の猟奇殺人鬼がモデルなので、事実は小説よりも奇なり。

今回はゲストキャラに登場いただきました😂紹介してもらったホラー映画とは違うのになったけど、れなさんご出演ありがとうございました🤣


次なる戦いへ to be continue…