MoviePANDA

ストリート・オブ・ファイヤーのMoviePANDAのレビュー・感想・評価

4.9
『ROCK AND ROLL HERO』

どうガンバっても「我々日本人にこのカッコよさは出せない😢」という事実をまじまじと見せつけられる、快作‼️

オープニング、カットからクレジットに至るまで全てが完璧と思えるキレとタイミング✨そして、滑り出しからいきなり沸点に到達する様なライブシーン🎙️しかし、その盛り上がる客席に、周りと明らかに異なる温度差で彼女を見つめる影を配置する事でしっかりストーリーにも集中させる。そこから一気になだれ込む展開で、至極単純なプロットの植え付けもバッチリ👌

あらすじは、「スーパーマリオ」か、はたまた「魔界村」か、なシンプル・イズ・ベストなもの☝️即席チームも各々キャラがハッキリしてて、まさに映画のお手本の如し✨だから、このチームで救出を❗️ってだけで、充分一本の映画として成立しそうなもの。なのにそうはしないんだ、この映画は❗️😆良い意味で「どうせこうなるんでしょ」を見事に裏切り、「え~😲、じゃあどうなるの❓」という、映画にとって重要な推進力でガンガン引っ張ってく✨〰️🛩️

主演は、マイケル・パレさん。このお方が、言ってみれば一見ガチャピンの様な“おねむまなこ”にも関わらずとにかくカッコいい😳もう、カッコいいとはこういう人を見た時に言うものなんだなと思わされるカッコよさ😻そして、ダイアン・レインが少しのあどけなさを残しつつ堂々の歌姫っぷり🎤キレイなんだけど可愛さも共存の絶妙さ✨リック・モラニスは『ゴーストバスターズ』と同じ年の映画で、見た目もほぼほぼ一緒なのに全く別の人に見える素晴らしき演技🌟そして、デフォーさんはあい変わらずヤバく見える😅もう、絶体こいつヤバいなというのが一目でわかるザ・悪役感なんです😎

ジャンルでくくるならアクションなんだろうけど、全編を音楽が彩る個性的な映画🎵と言っても、ミュージカルとは違うし、弦🎻が麗しく流れる様な事も無い。その代わり、全編ロックの衝動が突き抜ける🤣⤴️ギター🎸による心の機微と場面表現が、まぁ何と素晴らしい事か❗️👏MTV全盛📺の時代だからこそ生まれた、音楽🎧と映画🎦の融合体でありながら、それが完璧の如く渾然一体となってて、ホント文句の付けようが無いです❗️

街の雰囲気や、人々の佇まい。もっと言えば、国の違いでこうも違うかという「越えられない壁」。同じ事やっても、まず画(え)にならないだろうし、またこれを和製でやる事を望むニーズはあまり無いだろうし😅ひとつ言うなら、西部劇を現代でやった事による少しばかりの滑稽さは否めませんかね。ただ、この映画におけるそれは男の美学なんですよね。観てない人からしたら、なんのこっちゃな〆ではありますが、主人公はある意味寅さんにも通ずるなと感じた次第です🐅

最後に...
もう、何とも粋な名台詞オンパレードな映画でしたね☺️特に男勝りな女兵士のマッコイ姐さん。一緒にBARで酒飲みたい🥃。そして、しばかれたい⁉️そんな、カッコよくて頼りになる兵士の皆さんを有する同盟国アメリカ様🇺🇸 どうかこれからも、従順で弱気な態度世界No.1な我が国ニッポン🗾をお守りくださいね🐼w
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