ホラー映画巨匠Wクレイヴンの作品。巨匠の名に申し分ない非常に良くできたホラー映画。
実際は壁の中の誰かはキーワードに過ぎず、本筋はもっと別のものになっています。
貧しい黒人の少年が盗みに入った家で巻き起こる恐怖体験。なかなかビックリする演出満載です。
けれど怖さだけでなく、エンターテイメント性、そして黒人少年の成長を描きつつ、時にホロリとくる場面もある。
それでもしっかりとホラー映画になっている所にWクレイヴンの力量を感じる!
B級感漂うタイトルからはそれ以上のしっかりとした怖さを提供してくれるWクレイヴン印の良質ホラー映画。
小さい頃に観ればきっとトラウマ必須な作品です。