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ロビンとマリアンのtjZeroのレビュー・感想・評価

ロビンとマリアン(1976年製作の映画)
3.5
『ロシアより愛をこめて』の両雄、ショーン・コネリーとロバート・ショーが再共演。それにオードリー・ヘップバーンや『許されざる者』のリチャード・ハリスも加わっているにぎやかなキャスト。
音楽が007のジョン・バリー、監督が『ナック』や『スーパーマンⅡ』の才人リチャード・レスター…といったメンツが並ぶオープニング・クレジットを観ているだけで期待がふくらむ。
現代最高のヒーローといえるジェームズ・ボンドを演じたコネリーが、古典的な義賊であるロビン・フッドに扮するというのが興味深い。
ビートルズの『ハードデイズ・ナイト』や『HELP!』の映画化でも知られるレスター監督の軽快でポップな演出のおかけで、肩ひじ張らず、気軽に楽しめる時代劇に仕上がっている。
後半少し失速気味になるけど、やはり、コネリー&ヘップバーンという2大スターの吸引力というか、観客を引きつける魅力は強く、及第点を軽々クリアする満足感がある。
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