ペコリンゴ

ジャンピン・ジャック・フラッシュのペコリンゴのレビュー・感想・評価

3.6
記録。
はじめてのおつかい。

ウーピー・ゴールドバーグが、スピルバーグの『カラーパープル』の次に主演したスパイアクションコメディ。

言わずもがな、ストーンズの代表曲にかけたタイトルで、ストーリーが動き出すのも同曲がキッカケ。これはナイスセンス。

時代を感じさせるコマンドラインオンリーのパソコンのレトロさが微笑ま。そのパソコンに受信したのは「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」なる人物の救出要請メッセージ。銀行のコンピュータ担当のOLテリーは、ワケもよくわからぬまま危険なミッションに挑む。

退屈な日常に突如紛れ込む非日常。学生の頃、かったるい授業中にした妄想がスケールアップして帰ってきた感覚に陥る、かもしれない。

いやぁそれにしてもウーピーが若いっすねえ。潜入先でドレスをシュレッダーに巻き込まれたり、電話ボックスごと引き摺られたりと、慌ただしいギャグと彼女のキャラクター性が抜群にフィットして良き。

大好きな『天使にラブ・ソングを』の3作目も待ち遠しいなか、彼女の出演作を漁ってみようかなーなんて思い始めたり。