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13日の金曜日のkuuのレビュー・感想・評価

13日の金曜日(2009年製作の映画)
3.6
『13日の金曜日』
原題 Friday the 13th.
製作年 2009年。上映時間 95分。

『テキサス・チェーンソー』の黄金コンビ、マイケル・ベイとマーカス・ニスペル監督が名作ホラー『13日の金曜日』に挑んだ衝撃作。
余談ながら、今作品は2009年2月13日金曜日に公開され、たまたま、2009年の、2月、3月、11月はすべて13日の金曜日です。

呪われたキャンプ場で、次々と繰り返される惨殺事件の恐怖に迫る。
主演は、テレビドラマ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』(嵌まったが途中から見てない)で人気の俳優ジャレット・パダレッキ。
ヒロインを『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』などのダニエル・パナベイカーが演じている。
新解釈で語られる殺人鬼ジェイソンの伝説に、戦慄する。

行方不明の妹を捜していたクレイ(ジャレット・パダレッキ)は、クリスタル・レイクのほとりで壊れかけた古い小屋を見つける。
彼はポリスや地元の人々の忠告にも耳を貸さず、ジェナ(ダニエル・パナベイカー)ら大学の友人たちと一緒に週末を湖のほとりで過ごすことにする。
やがて彼らの前にホッケーマスクをかぶった謎の男が現れ。。。


ホラー映画を見るたび、半数以上がガックシガクガク失望する。
長年、オリジナルの『13日の金曜日』の熱烈純烈ファンって事もないが、今作品はオリジナルに比べたら懐疑的やったし、視聴するのが今日に至った。
しかし、意外にチョイチョイ、ハッラハラ、ドッキドキさせてくれました。
サスペンスちゅうよりも、いつ、どのようにアプローチされるのか分からない瞬間が来るのが分かりはしたが、飛び上がるほどではなかったかな。
ゴア表現に慣れ親しんでる方にはチョイもどかしさはあるやも知れないけど、ビビりホラーファンにはゴア描写があり、
変態さんにはたまらない性的描写(何で合体シーンは毎回騎乗スタイルなのか。男目線の観客サービスは早よ変えた方がエエけど。
余談が続きますが映画『サイコ』のことでヒッチコックが何かのインタビューで言及した、裸ちゅう人間の一番無防備な所を狙うこれこそ恐ろしいことだと、述べとるんやけど今作品には、来るかなジェイソンと期待したが、そこは狙われてなかった。また、これから名を上げたい役者、監督が観客の印象に残るシーンに残ると考えるからか、ただ単におっぱい見たさか)、ホラー映画セオリー内容でした。
今作品はリメイクではなく、むしろ改訂版であり、最初の10分で今作品は悪くない作品やと理解できたかな。
アクションはほとんどすぐに始まり、95分の間、最後の1殺に至るまで、悪くなかった。
今作品はパクリや下手なリメイクやと云われたら否定は出来ないけど、ジェイソンを違った角度から描いモノとしたら、また、昔の古典を現代風にアレンジしていると考えたら、決して悪くない作品でした。
今作品は、オリジナルと比較されるために作られたのではないやろし。
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