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シュンマオ物語 タオタオ
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目次

『シュンマオ物語 タオタオ』に投稿された感想・評価

OSHO
3.0
山田洋次原案・監修のアニメ、
私もパンダ好きだから見てみたけど…

中国四川省でひっそり生きていたパンダ。
1930年代に世界に紹介され、あっという間に世界中で有名になる。
そこで当時、欧米人のハンターに狙われ、捕らえられ海外の動物園で展示されることに。そんなパンダの数奇な一生のアニメ映画。

日中合作映画、1981年制作。

当時の映画上映は2本立てが基本。
この映画は『男はつらいよ 寅次郎紙風船』と併映。
当時にしてはアニメ技術は高いと思うけど、まだ「アニメは子どもだけのもの」という時代だし、この映画はいかにも子ども向けって内容だし、当時『男はつらいよ』目当てのお客さんはどういう思いでこのアニメ映画を観たのだろう…

私は『フランダースの犬』をパクったようなラストシーンで冷めてしまった。
3.3
山田洋次が原作の日中合作アニメだそうな。
しかも制作が白組とのこと。まだCGで台頭する前の白組だから、もちろんアナログなのだが、エアブラシでグラデをかけた主線のないキャラクターデザインはかなり特殊。一般的な日本のアニメでなく、ヨーロッパのアートアニメに近い絵柄だ。
しかも背景には実写を合成してるシーンも多い。川や海の水の表現はほぼ実写だし、アートスタイルはかなり個性的だね。

パンダのタオタオは中国の山中で生きていたが、人間により母を殺され、その後は捕まりヨーロッパの動物園に連れてこられる。
女性飼育員のメアリーは優しいが故郷を懐かしむ日々。一度脱走するが、捕まり元の檻に。
第二次大戦を挟み、年老いて故郷の記憶の中で生涯を終える。

割とビターな話だ。そして白人欧米社会や商業主義に対するアンチテーゼも見える。親中な作品の変なナショナリズムを感じるのよね。

しかし、人物キャラのデザインの乱立が凄いな。デフォルメキャラとリアルキャラとの幅が広過ぎるよ(笑)
凄いなと思ったのが、街中を動く背景動画。今ならCGで作れるけど、当時の技術でどう作ったんだろう?模型を組んだのかな?誰か教えてくれ。
人間の勝手さをひしひし感じる。
親を奪われ、小さな檻に囲われ。そして檻の外では戦争という人間と人間の殺し合い。
最後の最後までタオタオの望みは故郷に帰ることだった。
タオタオの1粒の涙が、重くしみる。

2024 366本目
日本映画専門チャンネル 録画

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脚本