シュンマオ物語 タオタオの作品情報・感想・評価

シュンマオ物語 タオタオ1981年製作の映画)

製作国:

上映時間:87分

3.5

「シュンマオ物語 タオタオ」に投稿された感想・評価

『男はつらいよ 寅次郎紙風船』の並映アニメ。

(池袋松竹)
モズメ

モズメの感想・評価

5.0
こんな名作やのに何でレビューが少ないのか!?
ポケモンやら妖怪ウォッチやらが流行っていますが、関連グッズを売るとかの商業ベースの無い質の高い児童向けアニメーションって最近あります?
こちらは色彩が柔らかくてとても綺麗。
私もこれのテレビアニメシリーズを観て育ったのですが、独特の色彩設計が未だに記憶の中に残っています。
幼児って言葉がまだ発達していないし文字も読めないけれど、色はしっかりわかると思う。

メモルの背景も綺麗だったの未だに憶えてる。
メモルやクリィミーマミの薄紫のふわふわ巻き毛に小さいながら憧れてた。
ステップジュンのエンディング曲の飛ぶソフトクリームもしっかり憶えていて、大人になってからその記憶からアニメのタイトルがわかったり。
自分の思い出ばっかり書いてしまったけど、割と色の記憶は自分の中の感性の大きい部分を占めているので子供にも良質のものをみて欲しい。
流行に左右されない普遍的なこういう良作こそ大事にしたいものです。

るろうに剣心あたりから日本のアニメの撮影方法が変わったのか、わたくし詳しくは存じませんが、
画面が明るくなって、
金田一少年あたりには、
なんちゅーかデジタルな感じに完全に移行した感じに思ってるんだけれど、
明度も彩度も上がれば良いってわけじゃ無くて、
ハーモニーというか、響き合う色が出す世界っちゅーか深みっちゅーか、
そーゆー
“音が聞こえてくる画面”
を 最近見ないなぁって思う。
青二歳

青二歳の感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

山田洋次原案監修の日中友好企画で作られたパンダアニメ。日中友好…なんだろうこの企画…80年代入った頃か…びみょう。

20世紀初頭パンダが中国で見つかって欧米で人気を博し動物園に連れられてゆく…という冒頭。うーん野性賛美?動物園批判?
点描パステルカラーのアニメーションは可愛いです。実写使ったり意欲作ではあるけどアニメの出来としてはさほど新しくもなく、力点は多分そこじゃない…かといってテーマも薄らぼんやりで、日中友好とやらの目的もよく分からん(共同製作だからスタッフは友好出来たんですかね。中国アニメは昔レベル高かったし)。

寅さんみたいな童貞くさいパンダのウダウダ初恋模様とかは至って可愛らしいです。
ほか散見する胡散臭さが気になるけど…子供時分にNHKとかでやってたらきっと夢中で見た。パンダかわいい。現物のパンダはアニメのようにもの考えてないだろうし(よくある動物の擬人化描写で全編通されています)、白黒というより茶色くて汚いし、熊だし人襲うし、ふざけた発情期で生命力ないしで好みではないんですが…デフォルメするとなんであんな可愛いのだろう。

なお声優陣は大竹しのぶや倍賞千恵子。餅は餅屋だろ…といつもならイラっとする所だけど、この2人お上手です。五右衛門の井上真樹夫さんが飼育員の美女を口説くチャラ男(獣医)を好演。いい声だ…