みな殺しの霊歌の作品情報・感想・評価

みな殺しの霊歌1968年製作の映画)

製作国:

上映時間:90分

ジャンル:

3.7

「みな殺しの霊歌」に投稿された感想・評価

女性陣の表情の切り取り方が秀逸。ダンスシーンの異様さに興奮した。
WINSRIVER

WINSRIVERの感想・評価

4.0
画面カッコ良すぎる。一瞬、寅さんっぽいシーンあったけど陰影濃すぎてなにやらシュールだった。
佐藤允が残忍な犯行を繰り返す割りに、行動原理が謎であった、、

発端となる事件がかなり斬新です。
出落ちくらいのインパクト。

珍作。
ILLminoru

ILLminoruの感想・評価

2.8
加藤泰監督による犯罪映画。

ゾクゾクするスタイリッシュなアバンタイトルはかなり好みです。

小津的なローアングル、フレームインフレームで日本的スタイリッシュな構図と照明が素晴らしいのですが、いかんせん、肝心の物語が今の感覚で観ると物足り無さを感じざる得ないですね。
※女性による未成年男性のレイプや同性愛要素、差別問題など当時としてはセンセーショナルだったかもしれませんが...、悪い意味での松竹伝統芸な要素が目立ち、この題材にあの演出は作品を凡庸にしています。

アバンタイトルがピークだった...。
ハイコントラストに浮かぶ、シリアスすぎる男の顔。哀しげなスキャット、艶やかなサクソフォン。有閑マダム残酷殺人から、冷たいノワールを予感したが、下地にひかれた松竹印の人情味が、興ざめするほど、温かい。ふたつが混ざる複雑な味と、警察の推理が少年探偵レベルなのにも驚いた。倍賞千恵子の美しさ。と、電子音あり。
レンタルにて鑑賞。
物悲しさを色濃くするためか
若干、ゴタゴタしたようには感じられつつも
それを置き去りにするぐらいの
狂気的なショット!
霞みががった白で生み出される悲壮感。
監督の他作品も観たいと思った。
otom

otomの感想・評価

3.9
話の筋がいささか無理があるし、セットもショボかったりするのだが、凄く好き。ダハダバダ〜的な音楽も良いし、回想シーンのエフェクトも素晴らしい。倍賞千恵子との絡み等々、もう少し細かく描いて貰ってたら更に良い。佐藤允が松竹に出ているのも、さほど違和感はなし。良作。
キよ4

キよ4の感想・評価

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1人づつ犯され殺害される仲間5人のおばさんたち
そのおばさんたちに輪姦され自殺した少年
理解不能だけど赤の他人の男が成敗していくストーリー
麻雀卓の回転シーンや顔のアップ 長回し 反転 そしてローアングルなどの多彩な凝ったカメラワーク モノクロなので余計に際立つカットの数々
水道の蛇口からの水 恐怖に慄く女の顏のアップ 暗闇からの男の目のアップ このシークエンスが最高にクールでかっこいい
菅井きんの犯されるシーンがなくて良かったです

TSUTAYAのホラーコーナーにあるのが不思議
ほとんどカメラが固定で、凄く頑固なんだけど、それでも殺人の衝動を描けるのは職人技という感じだ。
LEONkei

LEONkeiの感想・評価

3.8
麻雀仲間の4人の中年女性たちが、次々と何者かに強姦され殺されていく。
いったい何故4人は残虐非道に殺められなくてはいけないのか…。

〝色魔か?殺人鬼か?情交直後の惨殺〟新聞の見出しに恐れをなす女たち。
次は私が殺される…。

真相が分かるにつれ、これは悲しくもやり切れない殺人事件であることが分かる。

時代背景から女性の地位は圧倒的に現在に比べ劣るが、それを逆利用したかのような物語の構成に感心する。

人物のアップを多用するなど人々の感情を見事に表現し、次の展開を期待させる無駄のない脚本ではないか。

殺人事件を描く映画ではあるが、その真相を知れば人間の醜さをまざまざと感じさせる恐ろしい映画だ。
特にこの作品は中年女の遊び半分で軽はずみな行為が、ひとりの人間に重大な影響を与える悲しくも恐ろしい物語ではないか..★,
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