「寂しい気持ちよね、皆と違うのは。でもそれはステキなこと」
盗みを得意とする父さんギツネ。
ツリーハウスを購入した彼は、そこから見える三つの農場を見ながら舌なめずり。
ニワトリを、次はリンゴ酒を…。
夜な夜な盗みを働くキツネに、農場主はもうカンカン。
血眼でキツネを探し追いかけてくる。
その騒動に森の動物たちも巻き込まれてしまい…。
農場主三人との対決シーン。
火に包まれた大量の松ぼっくりで襲撃。
まるで西部劇のような音楽が盛り上げる。
ちょいちょい挟まれるヨガや空手、目がテンになるネズミ、皮肉っぽいカントリーミュージック。
この脱力感、映画に膝カックンされたような感覚。
自作マントを羽織り、ズボンの裾を靴下にインする息子ちゃんは父さんキツネに認められたい。
そこへ従兄弟がやってくる。
年下のくせに自分よりも背が高い。自分よりも運動神経が良くて賢い。自分よりも…父さんに可愛がられてる。
息子ちゃんはヤキモチ焼いて、意地悪しちゃう。
ファンタジックでコミカルなだけじゃない、こういう人間臭さがいいんです。
あと2か月、最新作もたのしみ!
そうそう、これダールさんの物語が原作なんですね。
「チャーリーとチョコレート工場」だけかと思っていたら、他にも映画化されている!ということを、今更ながら初めて知りました(笑)
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