数少ない鑑賞済みのディズニー作品「ライオン・キング」。
この夏実写映画化(ほぼCGだと思うのですが実写なのか⁇笑)ということで「金ロー」で再鑑賞。
正直なところ、かなり微妙な感触でした。うん。
逆に実写版の方に期待が持てるくらいです。
3.3というスコアがほぼオープニングに付けた点数です。
このオープニングは神ですよ。
本当に素晴らしい。
あそこだけで涙ものです。
物語の壮大さが映像と音楽で見事に表現され名作の匂いがぷんぷんします。
ところが肝心の本編がね…
なんでこうなっちゃったかというと、やっぱり大人にはもの足りないんですよ。全部が中途半端に感じるんです。
この作品は描かれているテーマが多すぎるのに時間がとにかく短い。
食物連鎖、弱肉強食の世界についてのテーマは子どもにも分かりやすいように音楽とムファサの声できっちり描かれていましたが、大人気キャラクター・ティモンとプンバァが出てきた辺りから駆け足過ぎます。
正直なところシンバが私の苦手なハリー・ポッターとキャラクターが被ってるのでどうしても好きになれなかったのも一因です。
しかも大した成長が見られないのに叔父さんが王国で暴挙をふるっているからといってあんなヘタレ王子を頑張って担ぎ上げる意味もあまり分かりませんでした。
大人になって見てみると違う目線からまた違った良さに気づける作品もありますが、この作品に関しては粗というか説明不足が気になってしょうがなかったです。
ということで、実写版は多少大人向けの作品になってるでしょうから、全く興味なかったのですが、逆に観たいという気持ちになってしまいました。