エクソシストを100と67回観た男
自動車事故で死んでしまった夫婦が家に引っ越してきた変人一家を追い出すため、霊界の問題児・ビートルジュースに助けを求める。
USJ映画レビュー13作目。
ユニモンでビートルジュースがアドリブだらけだった時の大当たり感。
ティム・バートンの世界観が炸裂しています。
チープなクレイアニメやクリーチャーへの愛が微笑ましい。気持ち悪くも可愛らしい雰囲気がまさにティム・バートン。
ストーリーよりも、世界観やキャラの楽しみの方が大きかったかなー。
曲者揃いの中でもリディアがすごく可愛い。ギザギザの前髪のゴス趣味で不思議ちゃんな雰囲気がたまらない。
ビートルジュースが惚れるのもよく分かります。
吹き替えは正直評価に困るところ(あくまで吹き替え版の感想です)。
ビートルジュースの吹き替えが西川のりお師匠で、関西弁でまくし立てるのはユニモンと一緒。
ただアドリブやメタ発言が大量にぶち込まれていて映画の筋が不透明になってしまっているのがマイナス。
流暢なしゃべりで気持ちよく聞かせる話術はさすが匠の技と言いたいですが、それが本編と馴染んでいるかと言われると…。
それ以外でも霊界の住民達の名前(おそらく日本オリジナル)が字幕で表示されたり、言い回しが妙に古臭かったりと、妙に浮いている感じ。
悪くはないけど気になってしまった。
ティム・バートンの出世作であり、この時点で彼が表現したい事の多くが詰め込まれていました。
ほんとブレねぇなこの人…
思いつきで始めたUSJ映画レビューシリーズはとりあえず今回で終了。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
(スパイダーマンはアトラクション自体がコミックベースのうえ、シリーズも多いのでまた別の機会で…)