ろいろい

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のろいろいのレビュー・感想・評価

3.6
💠favorite line💠
"What matters is the part we choose to act on.That's who we really are."

🎞️story&information🎞️
ヴォルデモート復活を目の当たりにしたハリーと、その事実を認めようとしない魔法省は対立し、両者の溝は深まっていく。
ホグワーツ魔法魔術学校には、魔法省の息のかかったドローレス・アンブリッジが就任。
魔法の訓練を禁じるアンブリッジに対抗し、ハリーは来るべき戦いのために有志の生徒を集めて「ダンブルドア軍団」を結成。
秘密裏に魔法の特訓に励むが――。


監督はデヴィッド・イェーツ。

🎞️review🎞️✐✐✐✐✐✐
2007年に上映されたファンタジー作品。

詰め込みすぎた結果内容が全体的に薄くなってしまった5作目。

今回のテーマは"ハリーの苦悩"。
孤独感や理不尽さ。
思春期の苛立ちや悲しさ。
そういった内面的ドラマは色濃く映し出されている。

が、前作ラストでヴォルデモート復活ということでいざ蓋を開けてみると……
魔法省の邪魔を搔い潜るハリーという拍子抜けな構図。

何よりも原作未読の私ですら理解できるほどのまとめ方のミス。
フィッグばあさん、ケンタウルス、巨人などなど無駄な話が多い。
その分重要な話は確信まで迫らず、手前で話が止まってしまっていた。

唯一輝いていたのが初登場のルーナ演じるイヴァナ・リンチ。
彼女はこれが映画初&女優初とは思えない演技で作品に溶け込んでいた。
さすが15000人から選ばれた逸材。

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story:映画.COM参考
information:Wiki参考
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