この映画好きなんですよね。FBIと、CIAと、米国陸軍の３者のにらみ合いがハラハラドキドキさせてくれて面白いです。
ニューヨークのブルックリンで起きたバス爆破事件から、FBIのハブ（デンゼル・ワシントン）たちは、アラブ人テロリストグループの捜査を始めます。その中で正体不明のエリース（アネット・ベニング）とも合流し捜査をしますが、なかなかテロが収まりません。そこで、ダヴロー将軍（ブルース・ウィリス）率いる陸軍による戒厳令（マーシャルロー）が敷かれます。
FBIと、CIAと、米国陸軍が、それぞれの組織の立場や思惑で行動します。それぞれ立場が異なるので、いろいろとぶつかり合います。これって、アメリカでしか描けない、アメリカならではの映画ですね。
アラブ系の人々を敵視してもすべてのアラブ人の全員が悪いわけじゃない。しかしながら、どんどんと拉致していく所を見ると、こんな形で人種差別って起こるのだろうなって思います。
さて、スピード感があって面白い映画です。しかし、狂信者による死をも恐れないテロって怖いですね。テロのない世の中と言うのは、実現が難しいんでしょうね。
