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13日の金曜日・完結編のSYUのレビュー・感想・評価

13日の金曜日・完結編(1984年製作の映画)
4.0
2020/11/13
監督 ジョセフ・ジトー
コリー・フェルドマン
クリスピン・グローヴァー

【殺人鬼を倒すのは誰だ】

前作(Part3)で息絶えたかに思われた殺人鬼ジェイソンが病院で復活し、三たび若者たちを惨殺し始める!
殺戮の果てに訪れる、ジェイソンの衝撃的な最後を描く、シリーズ一旦の完結となる第4作。

今日は今年2回目の「13日の金曜日」
という事で本作です。

個人的には初期4部作の中で一番スリラー要素が強かったイメージ、その流れは次作のPart5にも引き継がれていたと思う。

とはいえ、ホラーシーンも多く、殺害方法もナイフや怪力やぶん投げ等派手でバラエティに富んでいた、さらにはクライマックスに繋がる伏線も張ってあったり等、完結編と銘打っただけあって、作品としてはかなり楽しめる作品だったと感じる。

ジェイソンと対峙し以降のシリーズで重要キャラとなるトミー少年を演じ、その後「スタンド・バイ・ミー」や「グーニーズ」などでスター子役となるC・フェルドマンの不気味な演技、そしてあの「BTTF」の1作目で主人公マーティーの父親ジョージ・マクフライ役で有名なC・グローヴァーが犠牲者の若者の一人を演じている等、キャスト面でも後に注目された。

ラストのトミーの表情に、誰もが新たなシリーズの始まりを予感した一本。

次作「新・13日の金曜日」レビューは、また次の13日の金曜日に。

鑑賞日1986年頃 VHSにて
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