通りすがりのナポリタン

ソウの通りすがりのナポリタンのレビュー・感想・評価

ソウ(2004年製作の映画)
4.0
密室と謎の男とそしてどんでん返し!最高の素材が詰まったホラー映画とにかく展開が面白い

古い水の張ったバスタブの中から目覚めたアダム(リー・ワネル)は自身の足が鎖に繋がれ酷く老朽化したバスルームにいることに気がつく。そしてそこにはもう1人対角線上に男、ゴードン(ケイリー・エルウィス)がおり男の足には自分と同じく鎖が繋がれていた。そしてもう1人部屋の真ん中には拳銃で頭を撃ち抜いた遺体が倒れていた・・・

極限の状態と謎解きの相性が良すぎる。アダムとゴードンの素性もわからないまま2人で謎を解いていくうちにストーリーがわかっていくのが面白すぎる。また、映像のあちこちに伏線が張り付いているので見逃せない。2人の会話から徐々に明らかになっていく謎とても良い。部屋に散らばるアイテム探しもこれまた面白いまた、ソウお得意のゲームの数々はやばすぎる笑今作ではやはり逆トラバサミトラップが至高か?生きる意味を問うためのゲームだけど、ジグソウの思考が強すぎてもはやグロテスクすぎて笑ってしまう笑(ジグソウよく考えたな笑)そしてまさかのどんでん返し!最後の最後で背筋が凍る感じがするのが映画の醍醐味的で楽しかった。

アダム演じるリー・ワネルとゴードン演じるケイリー・エルウィスのどんどん極限になっていく演技にこちらもハラハラとする。(そりゃああんな人質取られればね・・・)私的アダムのなんだか怪しい飄々とした感じが好き笑
そしてジグソウ・・・彼の生きる意味と怒りの矛先が意味がわかると怖かった。

グロテスクなゲームが印象に残るソウシリーズだけど、やはり1はストーリーが志向!本当に面白い映画でした。