🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-478 再鑑賞
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 451/1001

🖋やはりハワード・ホークスですね。第一次世界大戦を舞台にしながらもいつものスクリューボール・コメディとまではいきませんが、ユーモアもふんだんに盛り込み、神の教えと戦争との狭間で迷いながら自由のために戦うという、人生の歩み方を問うた映画史に残るアメリカらしい名作を創り上げました。

🖋戦争シーンもきっちりと作り込み、本作の公開がヨーロッパ戦争にアメリカが参戦するタイミングということもあり、戦意高揚的作品の側面もあることは否めません。しかしながら、ユーモアを交えたヒューマンドラマの体で、ハワード・ホークスのダイナミックな演出が効いている素晴らしい作品になっています。

🖋本作、第一次世界大戦中に実在したアルヴィン・ヨーク軍曹の伝記映画です。多少の事実のとの相違はあれ1人で132人の捕虜を確保した事実は驚きです。主演のゲイリー・クーパーが荒くれ者から改心し、神の教えに従うようになり、さらに葛藤の上、戦争で多大な功績を残した主人公を見事に熱演してアカデミー主演男優賞を受賞しました。

🖋『カサブランカ』でも流れてましたが、日本の同志社大学のカレッジソングである「ワン・パーパス」の曲が本作中でも流れます。ドイツの「ラインの守り」、エール大学の校歌「輝かしき学生時代」と「ワン・パーパス」はメロディは同じで作曲者はカール・ウイルヘルムという同一人物、ただし歌詞はそれぞれ別人の作ったんですね。

😊物語は。。。（参考:allcinemaより）
テネシーの田舎町に生まれたヨークは、何物にも縛られない自由人だった。しかし、ある時から信仰に目覚めた彼は、真の自由を守るためには、戦争もやむなしという結論に達する。そして彼は、戦場で幾つもの武勲を立てるのだった……。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『ヨーク軍曹』
原題（英題）:『Sergeant York』
🎥製作国 :アメリカ
🎥初公開 :1941
日本公開 :1950/09/15
🎥上映時間 :134分
🎥受賞 :第14回アカデミー賞
主演男優賞 編集賞
🎥監督（製作）:ハワード・ホークス
脚本 :ジョン・ヒューストン、ハワード・コッチ、エイベム・フィンケル、ハリー・チャンドリー
原作 :※※※
撮影 :ソル・ポリト
音楽 :マックス・スタイナー
出演（声優）:ゲイリー・クーパー、ウォルター・ブレナン、ジョーン・レスリー、ジョージ・トビアス、スタンリー・リッジス

🔸Overview （映画. comより）———————
第1次大戦の西部戦線で、わずか7人の部下と共に132人のドイツ兵を捕虜にし、数々の名誉を得て、一躍全米のヒーローとなった゛テネシーの山男゛アルビン・カロム・ヨークの実話を映画化した。映画化までの道のりは険しく、撮影も予定を超過、製作費も大幅に増えたものの、主演のゲイリー・クーパーはオスカーを受賞し、熱狂的な反響を呼ぶ作品となった。

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七面鳥

第1次大戦の西部戦線で、わずか7人の部下と共に132人のドイツ兵を捕虜にし、数々の名誉を得て一躍全米のヒーローとなったアルヴィン・ヨークの実話を映画化した伝記ドラマ

前半は地元での暮らし、後半は戦争

なかなかの荒くれ者でした
そして、良心的兵役拒否

ラストも良かったです

宗教が絡みます
聖書では人を殺してはならない、、

でもお国のためにと、彼は悩みます

田舎の農夫だから地下鉄の話についていけない

銃の腕前はピカイチ
ルーティーンもあります

それにしても、スゴい待遇ですね

全体的にアメリカ人向けかな

ハワード・ホークス作品の中でもかなり好きな作品。

田舎町のテネシー州に住むヨークは、いかなる物にも縛られない自由人で、毎日悪友を引き連れて酒を飲んでは暴れる日々を送っていた。しかし、ふとした事から信仰に目覚める。従軍した折りは宗教と戦争の間で矛盾に悩むが、自由を守るためだと自分に言い聞かせ…　

今見るとベタな展開だなぁなんて思うが、そうじゃない。
134分をふんだんに使い、主人公の心情の変化をじっくりゆっくり描く。
そんな主人公を演じるゲイリー・クーパーも見事。
とくに中盤の、崖で犬と座っているシーンがすごく好き。
ラストの戦争シーンもすごい。

うん。好き。