我が名はパニッシャー…!!!
潜入捜査官フランク・キャッスルは家族を皆殺しにした悪党どもを根絶やしにすべく、"パニッシャー"として立ち上がる…!!
トーマス・ジェーンさんが演じたパニッシャー。
昔、ドルフ・ラングレンさんがやってたので、本作は2度目の実写映画化かな。
パニッシャーと敵対する悪党のボスをジョン・トラボルタさんが演じるというムダに豪華なキャスティング。
完全に主役を食っちゃってますw
でも、実際はあんまり活躍しないのよね…。どうせなら、パニッシャーとの激しいバトルが観たかったよ…残念。
本作の物語はというと…
シリアス過ぎず、適度にユーモアも交えながら悪党達とのバトルを繰り広げていきます。
パニッシャーを殺しに来る刺客達が、絶妙に奇抜で個性的なのよw
ロシアンマッチョは少々コミカル過ぎる気もしましたが、家を破壊しまくりながらの肉弾戦は最高。
謎のギター弾き語りジジイもなんだかんだ良い味出してるのよ…。
カーアクションもカッコ良かったですし。
敵アジトに単独で乗り込み、銃撃戦を繰り広げるクライマックスは本作一番の興奮!
とまぁ、アクション部分は満足なんですが、パニッシャーのネチっこくて陰湿過ぎる制裁スタイルがどうも気に入らない!!
ギャングを内輪揉めさせるために、コソコソ盗撮したり、駐禁の張り紙を偽装して、ボスの奥さんの浮気話をでっち上げたり…
こんなんが観たいんじゃないのよww
もっと脳筋スタイルで良いのよ?
妙に現実味のある陰湿な描写は、ダークヒーローと言えどあまり似合わない気がしました。
まぁ、それでも…
どこか嫌いにはなれないパニッシャー。
胸にドクロを掲げ、
厨二心をくすぐるダークヒーロー。
カッコいいじゃないww
最後の最後
締めくくりの一言がクールなのよ。
Call me…"The Punisher"